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練習創作  作者: Lawlite
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日差し

実家の縁側で日向ぼっこしていた。いい天気だったので少しうとうとと。庭のほうを向いて寝転んでいた。後ろの和室には仏壇と遺影があった。私の曾祖父、曾祖母、祖父が私の背中をじっと笑顔で見守っている。曾祖父だけは別に満州から帰ってきたときの軍服写真と三つの勲章が入った額もある。

縁側に関して小さい頃の私は非常に無関心であった。ただの通り道、移動のためのスペースでしかなかった。しかしながら、体も精神も成長したと思える今日この頃。忙しい時間との間に縁側で横になると静かな時間を感じ、穏やかな気分になるものだ。縁側というスペースを考えた日本人は素晴らしいと思う。

そう考えながら、最大の庇護のもと、私は昼寝をするに至ったのである。

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