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其の十一

其の十一です。楽しんで頂けたら嬉しいです。

正面には門番の美鈴。そして美鈴は直ぐに流星達三人の前に立ち何かの構えをして霊夢に問いかける。


「直ぐに帰ってもらうよ」


「どうやら強引に消させないと駄目の様ね。魔理沙!流星さん!こいつの相手は私がするわ」


流星と魔理沙は頷き門を通ろうとする。其れを唯黙って見ている美鈴でもなく二人の方に素早く移動する。


だが美鈴は一瞬動きが止まった。それは霊夢の持っていたお札が美鈴の前を横切り壁に刺さった為によるものだ。


流星と魔理沙は紅魔館の建物の方へ走って行った。


そして美鈴は霊夢の方を向く。霊夢は余裕顔で美鈴に語りかける。


「貴方の相手は私よ」


「‥‥私と戦った事を後悔させてあげるよ」


「後悔するのは貴方の方よ」


霊夢は複数のお札を出して次を構えている。そして美鈴も霊夢の前に立ち構えた。最初に攻撃を仕掛けたのは美鈴の方からだ。


「華符『セラギネラ9』!」


円を描くかの様に無数の弾幕が霊夢へと飛ぶ。其れを素早く避ける霊夢は美鈴に向けて弾幕を放つ。


「スペルカードルールでの決闘ね」


ふと見ると美鈴の姿が見えない。霊夢は直ぐに周りを見て美鈴が何処へ行ったか見る。


空中を見る。美鈴が建物の方へ向かうのが見える。直ぐに霊夢は宙に浮き美鈴の方へと行く。


美鈴も直ぐに其れに気付き霊夢の方を向いた。美鈴は着いてくる霊夢をまこうと飛び回る。


「着いてくるな!」


「まさか逃げるつもり?」


「逃げる訳ないでしょ!」


美鈴は霊夢の方を向き二度目の攻撃を仕掛ける。


「虹符『彩虹の風鈴』!」


美鈴の周りから七色の弾幕が舞う。その弾幕は容赦なく霊夢目掛けて飛んでいく。


霊夢は其の弾幕を避けて美鈴の弾幕向けて無数のお札と弾幕を放つ。


周りを霊夢の弾幕が囲む。霊夢は一枚の札に念を込めて美鈴の弾幕をかきけす。


「霊符『夢想封印』!」


カラフルな霊夢の弾幕は物凄い程の大爆発を起こした。


美鈴は爆発に巻き込まれない為に素早く避ける。霊夢は直ぐに美鈴の方へと飛んでいき後を追いかける。


「今のを私がうけたら不味かったわ」


「そう?それならそうなってもらうわ」


美鈴は霊夢の其の余裕の表情を見る。美鈴の表情が段々と真剣な表情へと変わっていく。


美鈴は霊夢よりも高く上空へ上がった。そして霊夢が上がって来る前に三度目の攻撃を仕掛ける。


「そうなる訳にはいかないよ。彩符『彩雨』!」


七色の弾幕が雨の様に霊夢目掛けて降る。霊夢は余裕に其れをかわす。


美鈴は其れを分かっていたのか又しても弾幕を霊夢へと放つ。それも霊夢は簡単にかわす。


だが少し油断したのか美鈴の弾幕を少しかすった。霊夢は降ってくる弾幕を避けながら美鈴の居る同じ高さの上空へと上がった。


「ちょっと油断したわね」


「大分の間違いじゃないの?」


「‥‥それなら次で終わらせてあげるわ。貴方も油断しない事ね」


「言ってくれるわね」


遥か上空へと二人は上がった。そして霊夢は美鈴をじっと見て、美鈴もじっと霊夢を見る。


そして霊夢は複数のお札を美鈴へと投げた。美鈴も最後の攻撃を仕掛ける。


「『夢想封印』!」


「彩符『極彩颱風』!」


無数のお札や弾幕が美鈴へと向かう。そして美鈴の放った七色に散った弾幕が霊夢へと飛ぶ。


互いの弾幕が二人に飛ぶ。霊夢は直ぐにかわす準備をして美鈴も直ぐに避けれる準備をする。


霊夢の所へ飛んでくる無数の弾幕をかわす。そして直ぐに美鈴の方を向く。


七色の弾幕を放つ美鈴の周りに霊夢の弾幕が囲む。美鈴は先程と何か違う様な感じがしたのか真剣に其れを避けようとする。


だが避けようとした時にはもう遅かった。霊夢の弾幕は美鈴を囲む様に結界をはっているのか逃げ道が無くなった。


「な!?逃げ場がない!」


「どうやら此れで勝負がついたみたいね」


美鈴の周りを囲む弾幕が大爆発した。その爆発に美鈴も一緒にのみこまれる。


そして暫くして爆発は止み美鈴は地面へと落ちていく。


美鈴は地面にぶつかる直前になんとか浮き地面へとぶつかるのは逃れた。だが美鈴は物凄いダメージを負っている。


霊夢が美鈴の前に降りる。まだ意識が在る美鈴に霊夢が一言言った。


「私も中へ行かせてもらうわよ」


「‥すいません‥お嬢様‥」


霊夢は館の中へと入って行った。



そして流星と魔理沙は本棚が多く立ち並ぶ図書館の中を歩いている。


「凄い程の本だぜ。少し持って帰ろうかな」


「確かに凄い本だな」


周りを歩く。


その時


「「うわ!?」」


無数の弾幕が二人に飛ぶ。流星と魔理沙は咄嗟に避けて弾幕を放った人物を見る。


「ここの本は持ってかせないわよ」


本を片手に持ったパチュリーノーレッジが流星達二人に語りかけた。


そして其の隣にも同じく本を持つ小悪魔の姿が見える。


流星と魔理沙はパチュリー達の立つ方へ向きをかえて魔理沙が流星に話しかける。


「兄貴、早速のおもてなしの様だぜ!」


「そのようだ」


流星と魔理沙はパチュリーと小悪魔の方を見る。


パチュリーと小悪魔も同じく流星達の方を見てる。


そして流星と魔理沙はパチュリー達に問いかけるのであった。

読んで頂きありがとうございます。


戦闘シーンが難しかったです‥‥。


こんな感じでですがこれからも宜しくお願い致します。


アドバイス等頂けたら嬉しいです。


では!次回で!



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