最後に残ったもの
[決闘場]
俺たちは全員決闘場に飛ばされた。
ガリン「勝者は俺だ!」
俺は全体チャットで叫んだ。
海武「ば、馬鹿な!!」
ギルドに入っていない海武が言った。勝者が決まった時点で[イーグル]はなくなった。
ギルド員「海武さんどういうことですか!」
ギルド員「あの地雷は自殺用らしいじゃないですか!」
小坂『自分が説明しました』
海武「クックク・・・」
海武はギルド員たちにいろいろ言われる中笑った
海武「弱いお前らが効率良く相手にダメージを与えるためなんだよ」
ギルド員「「「な・・・」」」
海武「違うか?使えない駒を使うんだ」
ギルド員「あんたには・・・。あんたにはもう着いていけない!」
ギルド員の一人がそう言ってどこかにワープした。
その後、一人また一人っと消えていた・・・。
海武「これで満足か?[神滅]」
海武はこちらを向いていった。
ガリン「あぁ、お前から人は解放された」
海武「これがお前のやりたいことだというなら・・・。お前は世界を敵に回すだろ」
ガリン「世界は神が支配してる。ただ・・・。その神を殺そうとするものは神の敵だろうな・・・。でも、お前のような神から人を解放できるならよ。もう、俺は悪で良い!」
俺はそう海武に言ってやった。
クアゼ「すばらしいですね」
一人俺の発言に拍手する者が入た。
美羽「クアゼ!」
先ほどまで何も言ってなかった美羽が驚いたように言った。
ガリン「お前は・・・。そうか、美羽の場所にたどり着いた奴か」
クアゼ「えぇ、自分はあなた方と同じ事を思ってましたよ」
ガリン「仲間に入れてもらいたいって言うわけじゃないな?」
クアゼ「そのうち合いましょう。あなた方が消えなければまた合うでしょう」
そう言ってクアゼはワープした。
ガリン「何者なんだ・・・」
海武「チクショー!」
海武はその場に倒れこみ自分の罪を感じたのだと思った。
(俺は本当にこんなことをしていて良いのか・・・)
クロウ『本当にこれでいいのかな?とでもおもっているのか?』
ガリン『・・・』
クロウ『お前は事実上は何人かの初心者を救った。これは真実だ。胸を張れとは言わないが・・・。自信を持っても良いと思うぞ』
小坂『やらなきゃすくわれなかったんだから・・・』
美羽『私は自分を信じていけば良いと思うよ。それ以外は私は口出ししないから・・・』
ガリン『次のギルドに行くまで時間をくれ・・・。でも、探すことだけはしてくれ・・・』
美羽『・・・。解ったわ・・・・』
こうして、[神滅]は初めてのギルド戦争を勝利で終わらせた・・・。