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神滅  作者: クノン
死神
65/69

英雄の名

決闘場から待機室に戻ってきての一言は…。

ガリン「これで一勝一敗だ」

ゴーウ「何を言っている。この状況、お前らが誰を何回戦に出すかまで予測通りなんだよ」

俺の発言に言い返すために用意されていたような言葉。

絶「三回戦か…」

ゴーウ「ここで勝つのは俺だ」

絶「悪いが俺は死なない」

最後の戦いの開始の合図となる。

ゴーウ「先に行く」

そう言ってゴーウは決闘の申請をする。

クロウ「勝てよ」

絶の目の前に立ち一言。

美羽「絶対にね」

絶の横から近づいて言う。

絶「勝つのは無理だな」

ここに来ても弱気なことを言いやがる。

小坂「勝つのはだろ?」

小坂が何かに気づいたように言う。

俺には何か解らないが…。

ガリン「何でも良い。後悔するな」

絶「あぁ、後悔なんてしない。ここで終わりになっても怒るなよ」

絶も申請をして決闘が開始される。


side 絶


絶「さて、英雄の名を貰うぞ」

目の前の敵にそう声をかけた。

ゴーウ「英雄なんて入ないぞ。少なくてもこの世界にはな」

昔、自分が英雄となろうとした者の経験した者言葉である。

絶「入ないならなれば良い。昔のアンタはそう言うはずだ!」

刀を抜く。

ゴーウ「夢を抱いたまま夢の中で死ね!」

ゴーウは鉾を取り出す。

ゴーウが動き出して戦いは始まる。

長刀を横に振り俺はしゃがんで避ける。

ゴーウ「お前と戦った時も勝ったのは俺だったな」

鉾は俺の上を通過して俺はゴーウに突っ込む。

前回はここでバックステップからの横振りだった。

前回と同じく、ゴーウは後ろに飛びながら横に振る。

(貰った!)

スキル:燕返し

俺の発動したスキルは数少ないカウンタースキル。

ゴーウ「なぜ…?」

鉾が俺に当たることで攻撃成功する。

ダメージを無力化して相手に切りかかる。

カウンタースキルなのでダメージは軽い。

ゴーウ「お前は絶しか使わないのじゃないのか…!」

後ろに下がりながら問う。

絶「プライドだけでは何も守れ矢しないんだよ」

ゴーウ「それが答えなのか…」

鉾をこちらに投げる。

反応が遅れて刀で防御し少しダメージを受ける。

絶「そういや…。あんたはハンデをつけて戦う人だったね」

ゴーウが取り出したのはカオスブレイド。

キノと共にゲットした最強の武器。

ゴーウ「さぁ、戦おう。同じブレイドマスター同士」

ゴーウの本気…。

まだ一割も削れていないというのに…。

ゴーウが飛ぶ。真っ直ぐにこちらに向ってくる。

ゴーウ「俺の速度についてこい!」

俺の近くに来たとこで急加速する。

(間に合う!)

スキル:燕返し

攻撃を受けた瞬間に無敵となって攻撃する。

ゴーウ「バカの一つ覚えをするような奴じゃないと思ったがな」

俺が燕返しを発動した瞬間に

スキル:燕返し

(カウンターをカウンターで返す荒業…!)

ゴーウ「出し惜しみはしない」

奥義:抜刀-一閃

燕返しをすると刀を鞘に収めてすぐに抜く。

その一閃が俺を切り裂く。

燕返しの後の攻撃は威力が低くなるおかげでライフは3割しか削られなかった。

ゴーウ「全力戦だ。守り続けたプライドを捨ててまで守りたい物を守れないぞ?」

挑発のように言う。

絶「俺は英雄になってやる…。お前を倒して英雄の名を貰う…」

刀を横に持ち走る。

とうとう、神滅も終わりに近づいてます。


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