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神滅  作者: クノン
死神
62/69

戦いの連鎖

(まずい…。負けた…)

俺の考えはそれ1つだった。

絶『やばいね』

美羽『ごめん』

クロウ『やれるだけやったよ』

ガリン『仕方ない。次は俺、シノブ、小坂で行くしかない』

絶『俺より小坂が最後に残るべきじゃないか?』

絶が珍しく弱気である。

小坂『無理だな。昔ならともかく、今あいつを知っているのは絶だけだ』

小坂も否定し。

結局2回戦は言った三名で行くことになる。

シノブ『私がんばります!』

美羽『任せたよ』


戦場は何もない草原だった。

ガリン「あの時のようだな」

あの時とは[両翼の天使]との戦いである。

シノブ「そうだね」

小坂「だべってるのもここまでだ。そろそろ来る」

小坂が言うと2人がこちらに向ってきた。

小坂「ガリン指示を」

小坂が指示を求める。あんまり期待しないで貰いたい物だ。

ガリン『シノブは左。小坂が右から後ろに移動しつつばれそうならば攻撃開始で』

即席で考えた作戦を伝える。作戦といえるレベルの物かもわからない。

指示に従い二人が動く。

相手ははヴァンと治幸だった…。

治幸「やっぱり、絶が残ったか」

ヴァン「あの人に勝てる可能性があるならあの人ですからね」

二人は喋りながら武器を構え始める。

ガリン「やぁ、お二人さん。デートですかね?」

武器を構えながら話しかける。

治幸「右だ」

治幸の言葉に合わせてシノブの方にヴァンが動く。

シノブは驚きつつヴァンのに攻撃を仕掛ける。

スキル:手裏剣

投げられた手裏剣は大剣によって弾かれる。

治幸「やっぱりな」

スキル:ソニックブースト

加速して槍の先が俺に向ってくる。

槍を刀で横に弾く。

ガリン「まるで解りきっていたみたいじゃないか」

治幸「解るさ。お前の浅知恵なんてな」

治幸は槍を前にだしてタックルする。

ガリン「浅知恵で悪かったな」

それを刀で受け止める。

スキル:マジックアロー

飛ばされる高威力の矢。

治幸「しまった!」

(よし)

確実に当てたと思った。

治幸「なんていうか?」

スキル:ソニックブースト

治幸は後ろにソニックブーストを発動し矢を避ける。

治幸「人数はギリギリ。誰が来てるか解ってんだよ」

小坂「一撃で沈めたかったがな…」

小坂は物陰から出てきて弓を引く。

治幸「ガリン、お前は弱い」

挑発的態度。

ガリン「俺?弱いよ」

そう言ってヴァンに向って走る。

ガリン「だから、上を目指す」

俺が飛び出すとそれを追うように治幸が動こうとしたがやめた。

治幸「そういや、狙われているんだったな」

小坂の方を向く。

小坂「二人相手してやる。さっさと片付けて来い」

後ろからの助言。

見えないとこで戦っていたシノブはすでにライフは半分以下だった。

ガリン「ヴァン!」

刀を抜いて叫ぶ。

ヴァン「来い。[神滅]」

すぐさまこちらに向いて大剣をこちらに向ける。

シノブ「私が相手だ!」

前後からの攻撃を大剣を振り回す事でシノブが動きを止める。

俺は止まらずに大剣を刀で受け止める。

スキル:バーサーク

スキル:暴走

お互いが攻撃の瞬間に自己強化スキルを発動する。

ガリン「バーサーカーか」

ヴァン「ブレーダー。バーサーカー以外でバーサークか?」

バーサーカーは攻撃力が高く暴走で瞬間火力をあげる。

その程度の物しか記憶していない。

刀と剣はぶつかりあい。俺は吹き飛ばされる。

シノブ「ガリン!」

ガリン「食らえ!」

地面を蹴り。ヴァンに向って刀を振る。

ヴァン「甘いんだよ!」

剣が俺の刀を受け止め。

スキル:手裏剣

シノブが手裏剣を投げる。

(ナイスサポート)

ヴァンは俺の刀を受け止めていて行動できない。

ヴァン「っく」

手裏剣のダメージを受け後ろに下がる。

追おうとしたら横から大剣が来る。

俺も後ろに下がって剣避ける。

ガリン「どうして、どうして。俺たちに戦いを挑む!」

問いながらも刀を振るう。

ヴァン「[神滅]じゃ、世界を救えない!自己犠牲の正義などに何も救えない!」

スキル:激打

剣を大きく振り俺を叩き飛ばす。

攻撃が当たる寸前に憤怒を発動して防御力を元にもどす。

スキル:暗殺

その隙を見てシノブが攻撃を繰り出す。

ヴァン「しま!」

切り刻まれるヴァンの背中。

ヴァン「沈め!」

シノブの方を振り向きながら剣を振る。

だが、剣はとめられる。

ガリン「救えない?俺は救える!」

振ろうとした大剣を思いっきり踏んで、二本の刀を振る。

スキル:狂乱

ガリン「俺が救った人はそこにいる!!」

言葉と共にヴァンに攻撃が決まる。

ライフはまだ残っているが

ガリン「はぁぁ!」

剣を片足で踏みつけながら刀で連続攻撃を繰り返す。

ヴァン「あぁぁぁ!」

スキル:暴走

踏みつけている剣が持ち上げられる。

バランスを崩してその場に倒れる。

ヴァン「[神滅]!終わりだ!」

横に剣を振り俺とシノブを同時に切るつもりである。

ガリン「シノブ!」

ただ、そういっただけである。

だが、思いは通じていたようだ。

シノブはヴァンの足を蹴る。

ヴァン「な!?」

近くにいたシノブの行動に驚きながらヴァンが体勢を整える。

ガリン「ひとつミスれば人は一気に弱くなるものだな」

ヴァンの目の前にでた俺は一気に刀を振る。

ヴァン「っく」

俺の刀がヴァンの体に二本の刀が刺さる。

ガリン「お前も救ってやるよ。この戦いの連鎖からな」

ヴァンが倒れた。

次回は時を少しさかのぼっての小坂sideで行きます。

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