死と滅亡
次の日に当然のように[神滅]のメンバーがギルドHに集まった。
ガリン「皆わかってると思ってるが…。[死神]っとなのるギルドが喧嘩をうってきた」
俺の言葉に無言の肯定をする。
ガリン「俺たちはこれを撃退する。明日戦うについて対策を練ろう」
絶「知っている人は何人かいると思ってるが相手はゴーウだ」
クロウ「[英雄]のか?」
真剣にクロウが聞いた。
絶「あぁ」
小坂「まぁ、あの人しかいないね」
美羽「無理だ…。この中で1:1であの人に勝てた人はいないよ…」
ガリン「…。マジで?」
(あれ?絶なら勝てるんじゃないの?)
ガリン「絶、無理なのか?」
絶に話を振ると
絶「あの人なら1:1であるなら、連続で俺たち全員と戦える」
(あれ?化物じゃね?)
俺やシノブはまだまだ初心者レベルかも知れないが絶たちはもう熟練者である。
その絶たちでも勝てないほどの実力者なのか…?
小坂「あの人は1:1なら強いよ。恐ろしいくらいね…」
絶「使用武器は刀、武器はカオスブレイド」
美羽「変わらないんだね」
ガリン「そこまで解っていても無理なのか?」
絶「無理だ。なぜなら…。最近、ゴーウにこっち側に来いっと誘われた」
「「「「「えー!」」」」」
会話に入ってこられなかったシノブですら驚いた。
絶「当然、断りはしたが…。その後1:1で戦ったら。ライフは半分以上残して俺の敗北だ」
小坂「あいつとは、良く戦ったがあいつは攻撃が避けれないと知ると避けることをやめて攻撃だけに集中した。そして、必ず勝つ」
美羽「あの人とは絶と一緒にパーティーに呼ばれたときに見るけど私の知り合いの中では最強だよ」
クロウ「流石にまずいな…」
シノブ「そんなにですか?」
絶「たとえ話は…。機関銃を持った兵士に拳銃で戦う感じだな。向こうはドンドン攻撃するのにこっちは一定感覚だ…」
ガリン「戦い方によっては確実に負けか…」
クロウ「俺たちにもう、方法はない」
ガリン「もう、なるようになれか…」
ギルドHでの会議は終わり、個々に解散していく。
次の日
決闘場に全員が集合した。
ガリン「さて、全力で叩き潰すぞ」
シノブ「おぉ!」
美羽「潰されないようにしないとね」
絶「行くぞ」
小坂「どちらの命日になるやら」
クロウ「あぁ」
個々に返事して[死神]に出会う。
ゴーウ「さて、ここで終わりだ[神滅]。死神の鎌からは逃げれない」
ゴーウの後ろには五人の仲間達。
ガリン、絶「「!?」」
俺と絶が同時に気づく。
ヴァン「お久しぶりです」
ウィター「今度は勝ちます」
ファイラ「よろしく」
ゴーウの後ろには[英雄]のメンバーがいた。
ガリン「なんで入る…」
絶「声をかけたのは俺だけじゃないと…」
俺の言葉に割り込んでいった。
ゴーウ「あぁ、そうだ。さて、戦いの話をしよう」
話題をしっかりと変えてゴーウは言った。
ガリン「戦い方か」
俺も気持ちを変えて話を聞く。
ゴーウ「戦い方はこんなのでどうだ?」
ゴーウが提案したのは3本勝負の2本取ったほうが勝ちというもので、
最初に2名が戦い。次に3名、最後は1対1で戦う。
そんな物だった。
(おかしい、一騎討ちの勝ち残り戦だと思ったが…)
絶『罠だが…。勝ち残りよりはましだ…』
ガリン『皆はどう思う?』
俺の言葉に全員は了承した。
ガリン「解った。それで行こう」
ゴーウ「なら、これから戦争開始だ」
こうして、神を滅ぼす者と死を司る神の戦いが始まる。
これが最終章です。
神滅と死神。戦う者たちの戦い…。