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神滅  作者: クノン
蒼樹
55/69

格闘銃術

絶『さて、ここまで来てやっと最終関門』

こちら側で残っているのはライフが半分以下の俺とガリンである。

ガリン『絶、頼む。勝ってくれ!』

ガリンが自信のなさそうに言った。

(まぁ、向こうは熟練者だからな…。勝てないって思ってるんだろうな…)

しかし、ガリンの期待に答えることはできないのが事実である。

この戦いで俺は確実に負ける。

小坂『アドバイス、近づいて攻撃して離れる』

キノ「やっと僕の出番ですね」

小坂のアドバイスとほぼ同時にキノがやってくる。

(小坂、それくらい解ってるよ)

戦い方を解っていても勝てない相手、それがキノである…。

キノ「来ないならこちらから行きますよ」

キノが2丁拳銃をもって前にでる。

同時に俺も前に出る。

抜刀し相手の喉に目掛けて突く。

キノはそれを見切るように体を回転させて、拳銃で俺を殴る。

キノ「さぁ、見せてあげるよ。僕の格闘銃術をね」

キノは倒れる俺に向って笑って話しかける。

(格闘銃術…。知っていてもなかなか見切れる物じゃないな…)

[蒼樹]が有名なのは人数のこともあるが、マスターであるキノの戦い方も有名なのだ。

二丁拳銃っというのは普通なのだが、銃で殴って撃つ。その戦い方が有名である。

遠近両方に優れている戦い方とも言えるが…。

当然のごとく防御力は低く、実戦向けの戦いかたとは言えない。

だが、その戦い方になれていて、相手の攻撃予測ができるキノだからこその戦い方とされている。

(一撃当てれば3割は持っていけるのにな…)

起き上がるとキノは空中で何回転し踵落しをする。

俺は刀を納めた鞘でガードする。

そして、キノを弾く。

キノの体は空中を舞う。

スキル:抜刀ー絶牙

俺は空中という逃げ場のない場所で確実に決めに行く。

空中でキノがこちらを向いた時に言った。

キノ「良い判断だけど、僕には無駄かな?」

スキル:ツインブラスト

二丁の銃をくっつけて弾丸を発射する。

絶牙を通り抜けて俺の肩を貫く。

それと同時にキノの体は発射の反動で後ろに飛ぶ。

(絶牙を避けながら攻撃…!?)

キノ「昔、英雄と呼ばれていたって聞いたけど。本当だね」

俺は刀を鞘に納める。

絶「知らないな。ここであんたに勝てば英雄かもな」

キノ「残念だけど次の攻撃で終わりだよ」

キノが宣言する。

キノが動く、キノが地面を蹴り飛ぶ。

(また、上か)

上を見るが何もない。

キノ「スライディングショット」

キノは上に跳んでなんか入なかった。

前にでて勢い良くスライディングしながら撃つ。

少し反応に遅れたが飛んでくる弾丸を斬る。

キノ「凄いね。でも、ライフがなくなりすぎ」

そう言うと後ろに何かを突きつけられる。

(何時の間に…)

振り向こうとしたがすでに手遅れ。

キノ「バイバイ」

スキル:乱射

無数の銃弾が俺を貫いていった。


side END


絶『強すぎる…』

そう言って俺たちのエースは帰ってきた。

ガリン『嘘だろ…。絶が手も足も出ないなんて…』

小坂『ガリン、落ち着け』

ガリン『あ、あぁ…』

小坂の言葉に冷静を取り戻す。

絶『まずいな、ライフ半分は持って行きたかったが…』

小坂『あいつの注意点を簡単に教えただろ?』

絶が戦っている間に言われた注意点。

①近づいて攻撃して離れる。

②一瞬でも油断しない。

③もしもの時は肉を切らせて骨を絶つ。

この3つである。

小坂『さて、最後に言っておく。この中でキノと全力で戦って勝てるのはガリンだけだ』

ガリン『冗談きついな』

クロウ『仕方ない。これをお前にやる』

そう言ってクロウはトレードを申請してきた。

それが終わると…。

ガリン『良いのか?高価な物だろこれは…』

クロウ『金はたんまりある。使え』

シノブ『勝って下さい』

美羽『負けたら、どうなるか解るよね?』

ガリン『怖いなオィ…。まぁ、行って見るよ』

最終ランドが開始される。

銃について

銃で殴ると銃の耐久度が減ることがある。

もちろん普通に弾丸を撃つだけでも減ることがありますが銃で殴った方が確立が高い。

銃の攻撃範囲。

拳銃やライフルっといった種類によって決まっています。

銃の攻撃力。

威力は武器の攻撃力+弾丸の威力っといったことになっています。

さらに一定距離(種類によって異なる)以上はなれると威力が下がる。

ライフルはどれだけ離れていても当たればダメージは一定。

弾丸について

ライフル以外は持てる数は決まっていない(アイテムボックスに入るだけ持っていける)ライフルは10発以上持つことができない

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