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神滅  作者: クノン
両翼の天使
36/69

汚す者

一瞬、それがこの勝負の勝敗を決める。

残り30秒。

それが俺の逆転するタイミングだ。

シノブは何度も切りかかる。

俺はそれを避けて攻撃もするがたいしたダメージじゃない。

スキル:回転剣舞

俺の目の前でシノブがスキルを発動した。

シノブが回りながら飛ぶ。

ガリン「な?」

知らないスキルをみて驚く。

回っている間に小太刀が俺を切り裂いていく。

3連続の斬撃が俺を襲い。ライフが3割になる。

スキルが切れるまで残り20秒。

俺はシノブを蹴り飛ばし距離をとる。

蹴りは下がシノブのライフはまだ5割以上を保っている。

俺が離れたシノブに向って飛び拳で殴る。

シノブはそれを避けて腹部に小太刀を刺し切り裂く。

ガリン「っち」

残り5秒。

ライフは2割5分残っている。

(来る!)

俺は装備が戻ってくることを確信していた。

シノブに一気に近づく。

俺のすべての装備が戻ってきた。

スキル:煉獄

戻ってきた武器が真っ赤に燃える。

スキルを発動したのと武器が戻ってきたのはほぼ同時だった。

シノブ「え?」

驚いている隙に両方の剣を突き刺す。

炎で強化された剣はシノブのライフをどんどん減らした。

シノブは俺を蹴り飛ばし距離をとる。

シノブのライフは風前の灯火っとなった。

シノブ「不意打ちだったよ」

ガリン「当たり前だ。俺が勝つために作った勝利策だからな」

シノブ「これは勝てないね」

ガリン「さぁな、最後までわからないよ」

この状況で俺が負けることはまずない。

なぜならシノブの攻撃を受けて俺が攻撃すれば勝つからだ。

肉を切られて骨を絶つとはこのことだ。

シノブ「そこまでして、[神滅]を守るんだね」

しゃべりはするが武器を下ろさない。たぶん、隙を突いて攻撃をするのだろう。

ガリン「守るべきものは人によって違う。そして、守るべきものの大切さも違う。俺は俺の居場所を壊したくない」

シノブ「だからって人の居場所を奪うんですか」

ガリン「さぁな、どうだろうね」

適当にごまかしている自分がそのままで良いのか解らなくもなっている。

シノブ「あなたが、あなたが闇だからこの世界から闇が消えない!」

思いっきり地を蹴り突っ込んでくるシノブ。

ガリン「光があるなら闇がある!どこにだって見えないとこにな!」

俺は片方の剣でシノブの攻撃を受け止める。

そして、もう片方の剣がシノブの胸に突き刺さった。

シノブ「負けちゃった・・・」

ガリン「俺が勝ったようだが・・・。ここからが本番のようだな」

俺の背中に矢が刺さった。

ガリン「ボザ、俺はルールを破る奴が嫌いなんだよ」

俺は背中を向けながら言った。

ボザ「その割には来るのを解っていたようだけどね」

シノブ「ど、どういうことですか?一騎討ちなんじゃ・・・」

ガリン「解ってないな。お前のマスターは1:1で戦うと勝てないっと戦いで解り、ここで決着をつけようとしてるんだよ」

シノブ「え?」

ガリン「消える前に見とくんだな光で見えない闇を」

ボザ「[神滅]ここまでやるとは思ってなかったよ」


見えないとこに闇がある。俺はそれを滅亡させるだけだ。

珍しく次の更新も神滅書いちゃうよー

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