表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神滅  作者: クノン
英雄
26/69

奥義

絶が鞘から刀を抜いてすぐに鞘に収める。

収めると同時に傭兵は全員死んだ。

ヴァン「まさか!奥義を習得してるのか!?」

絶「あぁ、刀の奥義の範囲攻撃だ」

ヴァン「なぜ・・・。今まで使わなかったんだ・・・」

絶「奥の手は最後まで取っておくものだろ?」

俺はそれを聞いて苦笑する。

(傭兵を最後に畳み掛ける時の為に潜ませてたのだがな・・・)

絶「さぁ、終わらせよう。英雄という者の物語を」

再び柄を握る。

(次に来るのは奥義の単体攻撃か・・・。それともスキルか・・・)

俺がヴァンだったらの時を考える。

ヴァン「所詮、あんたは風前の灯だ。恐れることはない!」

ヴァンが前に出て大剣を両手で握る。

絶「恐れずに来い英雄!」

そして、最後の攻撃が始まる。

スキル:巨人狩り

大剣の大技、巨人狩りが振り下ろされる。

スキル:抜刀-絶牙

絶は後ろにバックステップをして風の獣を出す。

ヴァン「え?」

ガリン「はぁ?」

ヴァンは風の獣に襲われライフを削られる。

絶「奥の手は最後まで取っておくものって言っただろ」

ここで決まるっと思っていたがまだまだ決まりそうにはない・・・。

だが、ヴァンのMPは巨人狩りによってなくなった。これで勝負は絶の方が有利になった。

ここからはヴァンはスキルを使えない。

ヴァンは恐れずに大剣をもって走り出す。

(これで後はスキルで遠距離から攻撃するなりどうにでもできる)

絶はまたしても俺の予想外の行動をした。

絶は刀を鞘から抜いたままヴァンと同じく走り出す。

ガリン「絶!もう勝てるだろ!」

絶「黙ってみてろって言っただろ!」

大剣と刀が交わったり。弾かれたり、そんな状態が続いた。

ヴァン「どうした!俺にハンデか!」

絶「俺はお前を超えていくだけだ!」

刀を手に超えるっと言う絶。

その時、大剣が折れた。

ヴァン「馬鹿な!?」

絶「そんな武器で耐えれるわけないだろ!」

能力がどれだけ上がっていても・・・。武器は何の影響を受けない・・・。しかし、絶の攻撃で大剣の少しずつ壊れていっていたのだ。

絶「最後だ!」

刀を鞘に収めて絶が終わりを告げる。

奥義:抜刀-夜刀(やとう)

絶が発動する単体の奥義。

発動と同時に絶の体が消えた。

ヴァン「なんだ!?」

次の瞬間、ヴァンの後ろに絶が現れる。

そして、ヴァンは10の斬撃によって崩れる。

『勝者[神滅]』

アナウンスが俺達の勝利を伝える。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ