英雄の剣は人を喰らう
絶 side
ゼロ距離銃術を全部うけたのに結構大丈夫そうだ・・・。
ライフもわずかだが3発は耐えれるくらい残ってる。
ファイラ「そよみしてれるとは余裕だな!」
拳を俺に叩きつけるファイラ。
絶「あぁ、余裕だよ」
俺は刀を鞘に入れたままファイラの拳を叩き落す。
ガリン『絶、作戦を思いついた』
俺は驚いた。ウィターの攻撃を避けながらチャットをしてることに。
ガリン『俺の合図で俺の使える武器をウィターに向って投げてくれ。その時、俺も投げる。後はわかるだろ』
つい最近、始めた奴とは思えない考えだ。
絶『解った』
俺はファイラと攻防をしながらガリンの合図を待つ。
1分もしない間に合図がでる。
ガリン「チェックメイト!お前の負けだ!」
ガリンがこちらに剣を投げる。
俺は武器を取り替えてガリンがつかえるレベルの刀を刀と鞘、別々に投げる。
俺の投げた刀と鞘は放物線を描かずに一直線にウィターに向っていく。
ファイラ「ウィター!避けろ!」
目の前でファイラが言った。
絶「油断するな、お前が消えるぞ」
武器変更が続けてできないので飛んでくる2本の剣をキャッチして切り裂く。
(あいつ・・・。コントロールないな・・・)
しかたないかっと思いつつ目の前の敵に集中する。
ファイラ「くそ!」
拳と2本の剣の攻防が少し続いた。お互いにライフが削れて行く。
俺は武器変更ができるようになったのですぐに今まで使っていた武器を取り出す。
ファイラ「くそ!」
スキル:鋼拳
ファイラがこの戦いで初めてスキルを使った。
このスキルは拳が鋼のように硬くなって強烈な一撃を出すものだ。
絶「無駄だ」
スキル:抜刀-絶連
無数の風の刃が一度にでる。
ファイラ「お前、こんなスキルまであるのか!?」
絶「ファイラ、俺の勝ちだ」
ファイラは無数の風の刃に切り裂かれ。
ライフもどんな攻撃でも倒せるくらいに減った。
ファイラ「く・・・」
絶「向こうも決着ついたみたいだな。じゃ、こっちも」
俺が刀を構えて最後の一撃を繰り出す時。
ファイラの体を大剣が貫いていた。
絶「!?」
俺はあわてて後ろに飛ぶが大剣が長く。微かにあたりダメージを受ける。
絶「な!?」
(この大剣は・・・。人狩りシリーズかよ!?)
人狩りシリーズとは半年ほど前にあったイベントの景品武器のことをいう。
人狩りシリーズにはプレイヤーを殺せばそのプレイヤーのもともとのステータス(武器なしの能力値)と一定のライフ回復効果がある。
剣が抜かれファイラ倒れた先に
ヴァン「序章は終わりました。ここからが本番ですよ」
ヴァンがいた。