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神滅  作者: クノン
英雄
23/69

勝者は俺だ!

俺は肩に6発の弾丸を打ち込まれた。

ライフが一気に3割になった。俺のもともとのライフが18900だから相当のダメージだ。

このゲームは同時攻撃は威力が上がるのは知っていたが・・・。

(ここまでのダメージになるのか!?)

ウィター「結構、タフだね。次はないよ」

一歩後ろに離れるウィター。

ガリン「あぁ・・・。もう一度、食らったら終わりだな」

立ち上がるとウィターの後ろっといっても遠いが・・・。絶がいた。ファイラと戦っている。

ウィター「余裕だな!」

俺の目の前で銃を構える。

その時・・・。俺は勝つための行動を思いつく。

(これは絶も協力しないと勝てないが・・・。奴なら!)

ゲームで目線なんて意味がないものだが・・・。絶と目線が合う。

俺は、仲間を信じることしかできない。

俺はすぐにキーボードに文字を叩く。全体チャットはボイスでできるが・・・。ギルドチャットはキーボードのみだ。

俺は作戦の内容を最低限を伝える。

絶『解った』

絶はファイラを相手にしながら返事を返した。

その間、ウィターは動かなかったのではない。銃弾を放つが俺が避けながらチャットをしていたのだ。

ウィター「どうした?怖くなったか?」

ガリン「いや、これからだよ」

俺は敵を見る。敵の銃弾の軌道を読む。

そして、すべて避けながら進む。

ウィター「!?」

ウィターは止まらない俺に驚き後ろに下がる。

そして、壁まで追い込む。

そこでウィターはリロードする。

素早いが俺はその隙に剣で切りかかる。

ウィター「かかった!」

ウィターは壁に向ってジャンプして壁を蹴り俺の後ろに着地する。

後ろから銃声がなり銃弾がくる。

ガリン「チェックメイト!お前の負けだ!」

俺は剣を2本とも横に・・・。ファイラのいる方に向って投げる。

回転をしながら放物線を描いてファイラに向っていく。

ウィター「どこに投げている?」

ファイラ「ウィター!避けろ!」

その時、俺に銃弾が3発当たったのと同時に、ウィターの腕に刀が刺さる。

ウィター「う、嘘・・・?」

遅れて、鞘も飛んでくる。

俺は武器をただ単に投げたので武器は手元に戻ってこない。

次の武器を装備しなければいけないが・・・。

武器を拾えばそれをそのまま装備し使うことが可能なのだ。

鞘がウィターにぶつかる。その時には俺のライフは残り1割りになった。

鞘と刀のダメージを受けたウィターは残り6割だ。

遠距離武器を使う奴は防御が低い。

俺は空中に舞う。左手で鞘をキャッチする。

ウィターは刀の刺さっていない腕を上げて、俺を狙う。

鞘を振り、銃を叩き落とす。

ウィター「な!?」

ウィターは銃を落として、驚く。

俺は腕に刺さっている刀を持ち思いっきり抜く!

刀のスキルはないが・・・。

ガリン「勝者は俺だ!」

刀と鞘の2刀流でウィターを攻撃する。

ウィターが武器を取り出してもすぐに俺が弾き落とす。

逃げようとしても俺が逃がさない!

ウィターのライフはどんどん減っていく。

ウィター「負けられない!英雄の名に敗北はいらない!」

ライフが残りわずかになった頃。ウィターは地面に転がっている銃を蹴り俺に当てる。

俺はわずかなダメージを受ける。問題はそんなことじゃない。

ウィターがその間に落ちている武器を拾って俺に向って撃つ。

同時に俺のとどめの一撃がウィターにとどめを刺した。

ガリン「英雄の片割れ・・・。お前に敗北を刻んだのが神滅だ!」

銃弾は俺の顔の横を通っていった。

ウィター「絶さんがついて行くのも解るような気がするよ」

俺はウィターに勝った。いや、俺達が勝ったのだ。

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