ゼロ距離銃術!
決闘場についた。
ガリン『あいつらの情報を少しくれ』
絶『あぁ、解った。まず、ヴァンはバーサーカで攻撃力で敵をねじ伏せる。防御が低いがあいつの反応速度はすごく、回避しまくるだろ。ファイラは魔法使いのような名前だが、モンクだ。攻撃スキルを全く使わないと思う。かわりに、プレイヤーとしてのテクニックはすごい。ウィターはレンジャー。リボルバーの2丁拳銃は驚異的だ。連射力、威力、命中率。どれをとっても恐ろしい。俺が知ってるのはこれくらいだ』
ガリン『解った。俺は誰を倒せばいい?』
絶『ウィターだ。お前で勝てるのは。ただし、奴が回転式弾倉とハンマーを持ったら絶対に離れろ。奴が得意なゼロ距離銃術がくる』
ガリン『ゼロ距離銃術って?』
俺が聞いたその時、ファイラが現れた。
絶『ガリン、行け!こいつは俺がやる!』
ガリン『あぁ!』
俺はその場を離れた。
建物に隠れながら移動すると・・・。
ウィター「君が私の相手とはね・・・」
ガリン「まぁ、行くか」
ウィターは銃を構え俺を狙う。
俺は飛び出し2本の剣で敵を狙う。
ウィターが放った弾丸は俺の肩を正確に狙っていた。
俺は横に飛びかわすが・・・。
ウィター「経験の差かな?即席でレベル上げた君にはないものだよ」
ウィターはすでに横に飛んだ俺に銃口を向けている。
二つの銃口から銃弾が出てきた。
俺は剣で銃弾を弾く。
ウィター「それくらいはできるんだね・・・」
着地して敵に剣を向ける。
ウィターは後ろに飛びながら銃を撃つ。
俺は剣で弾いて
スキル:投剣
剣を投げる。
それを銃弾で弾かれる。
その時に回転式弾倉を変える。
その速度は速く攻撃できる隙などなかった。
しかし、近寄ることはできた。
スキル:連舞
無数の斬撃。
ウィターは俺の何枚も上手だった。
すべての斬撃を銃で受け止めた。
ウィター「実力の差かな」
スキル:乱射
両手の銃が無数の弾丸を放つ。
俺は後ろに飛んだが2発ほどあたり、ライフの1割が削られた。
ウィター「これで終わり!」
銃をしまい、回転式弾倉とハンマーを持つ。
回転式弾倉を俺の肩にあて、ハンマーを振りかぶる。
ガリン「嘘だろ・・・」
俺は今身動きが取れなかった。
ハンマーで回転式弾倉を叩き複数の銃弾が出る。
ドン!
すべての弾丸が俺の肩を貫通して行った。
今、沈む闇は神を滅ぼす者か、英雄か・・・。
なんでもありなオンラインゲーム[仮想世界]はレベルよりテクニックを必要とする!




