友達といっしょ
俺は・・・。
シノブと友達になった。
闇に生きる俺と闇から逃れた彼女が友達になるのはあまり乗り気じゃなかった。
そして、今日狩りに行く約束をしていた。
クロウ『ガリン、今日暇か?』
ガリン『悪い。用事あるからだめだわ』
クロウが何か用事があったが重要じゃないようなので断る。
美羽『珍しいね。ガリンに用事があるなんて』
小坂『そうですね。基本的にマスターはソロで狩りしてて暇人ですからね』
ガリン『小坂、怒るよ~』
絶『ガリン、用事ってなんだ?』
・・・なぜ、みんなこんなに気にしてるんだろう・・・。
ガリン『特にみんなに話すような用事じゃないよ』
絶、クロウ『デートか・・・?』
お前らなぜ同時発言・・・。
美羽『そうなの!?』
ガリン『いやいや、ただ友達に狩りに誘われてるだけだよ』
絶、クロウ『女か?』
お前ら鋭すぎじゃないか?
ガリン『まぁ、そうだけど・・・』
美羽『おぉ』
クロウ『ガリンの行く場所を調べろ』
絶『おぃ、暇な奴。ガリンを追うぞ!』
ガリン『おぃおぃ・・・。マジかよ・・・』
美羽『きっとレベルが近いんだよ。ある程度狩場が予測できるよ』
クロウ『さて、動くか』
こいつら・・・。マジだ・・・。
小坂『やめましょうよ』
見方は入た!
ガリン『小坂・・・。お前だけは』
あ、チャットが途切れたとこで発言してしまった。
小坂『こんなこと言ってたら警戒されますよ』
ガリン『味方なんだな!』
俺の発言の前にすごいこと書いてるなー。
ガリン『前言撤回。覚悟しとけよ小坂』
小坂『なぜ!?』
なぜってなぜ聞くんだお前は・・・。
ガリン『そろそろ時間だからチャット参加できないと思うぞ』
美羽『捜索するよ!』
全員『『『おぉー』』』
ガリン『勝手にやってろ』
ギルドチャットはすごいことになるだろう・・・これから・・・。
ギルドチャットを気にせずに待ち合わせ場所に向った。
待ち合わせ場所にはすでにシノブがいた。
シノブ「こんにちは」
ガリン「こんちゃ」
シノブがパーティに誘う。
それを承諾してパーティに入る。(これから先の「」チャットはパーティのみが見れるチャットです)
シノブ「よろしく」
ガリン「よろしくな」
とりあえず挨拶する。
ガリン「そういえば、どこ行くんだ?」
待ち合わせすることは決めてたが・・・何をするかは全く知らない。
シノブ「ぇ・・・。その・・・」
ガリン「決めてない?」
シノブ「うん」
ガリン「適当な場所でレベル上げしながらチャットって感じでいいか?」
シノブ「うん」