なまえ
ちょっと長い詩になってしまった(^▽^;)
とても小さかったあの時の僕は
君を追いかけることに夢中で
毎日が楽しかったのを覚えている
今の君はどうなのだろう?
まだ目が見えないときに
誰かが僕の事をなでてくれた
小さくも温かなその手を
忘れる事の無い喜び
君が僕を見て何か言うけど
それが僕の事だと分かったのは
呼び続けてくれる君がいたから
その時から僕には名前が付いた
毎日のように遊び回って
暗くなっても追いかけ続けたり
隣りで眠る君は優しく温かった
心がとても満たされる気がした
どうでもいい したくない
我儘な性格がある僕だけど
君はそんな事を気にすることなど無かったね
いつも一緒でずっと側に居てくれた
君が僕を呼ぶ度 本当は嬉しいんだ
誰でもない僕の事だけを
まっすぐに見て呼んでくれるから
それが僕に着いた名前なんだよ
ずっと一緒だと思っていた時もあったけど
でも本当は知ってたんだ
その時が間近に迫ってる事
でも撫でてくれるだけで満足だった
君のいない 誰もいない空間で
独り待つことそれも嫌いじゃなかった
君の匂いが包んでくれてたから
君の優しさを知っているから
もうすぐ君に会えなくなると
僕の中の何かが言うけど
大きくなった君は笑うかな?
最後まで呼んで欲しい僕の事
もう見えない もう感じない
動けないからもう側に行けないよ
その温かな大きくなった手で
僕の事を優しくなでて欲しい
いつか 君がまた誰かに出会って
大事な何かを感じたら
その時は付けてあげてね
僕に出会った時のように
温かな腕に抱きしめて
時には思い出してくれるかな
でも泣く所は見たくないから
大丈夫 いつでも側で
この僕がずっと見守るから
いつか 君がまた誰かに出会って
大事な何かを感じたら
その時は付けてあげてね
僕に出会った時のように
その声で その笑顔で
お読み頂いた皆様に感謝を!!
ちょっと長くなってしまいましたね。
自分と一緒に育ったもの達。そんな存在の視点でした。
上手く表現できているかな?
出来ていれば嬉しいな。
※因みにこの作品のモデルは、覚えておられる方がいらっしゃるかわかりませんが、昔飼っていた猫『ちゃらすけ』です(*^▽^*)