これまでのあらすじ
スター・マインドシリーズの第2作としての投稿を開始します。今回はSF職が強くなってしまうと思いますがよろしくお願いします。できるだけモフモフ要素を入れていければと思っています。
続編がこんな大変だと話思いませんでした。できるだけ頑張りますが、当面不定期でシュウ2,3本投稿していきたいと思います。
0.スター・マインドシリーズ前作「星のいのち」あらすじ
星海連合特務保安官(前作では出していませんが、星海世界ではギャラクシー・コマンダーと呼ばれ強大な権限と責任を負う秩序の担い手です)ギンガ・カトリは、かつての同僚で殺戮者に変貌し6つの星系を破壊した重大犯罪者クライン・シュバルツを追ってとある惑星に飛来した。
クラインがなぜこの惑星を選んだのかは不明。しかし、この惑星はエネルギー生命体スター・マインドの宿る惑星であった。スター・マインドの生成する素粒子マジュ粒子の作用で、生命にあふれた星となることは分かっている。スター・マインドの娘として生まれてくる精霊姫によって火・水・風・地の属性エネルギーである属性魔力に変換されたマジュ粒子が、環境に活力と生命の素を供給するからだ。
この星に降り立ったギンガは、生まれたばかりの6人の精霊姫に出会う。一人の星海迅と6人の精霊姫の旅が始まる。この星の人類である人族。人族以前に生まれた竜族、亜人。そして人族の過去の非道により産み出された魔族との確執。その状況を確認しながら、7人は旅を続ける。
魔族が密かに開発した魔集回路と呼ばれる危険な装置(魔法陣)。その実験の積み重ねの後、積年の憎悪を晴らすために人族との戦端を切る魔族皇帝クリムゾン7世。そしてのその背後に姿を現すクライン・シュバルツ。
だが、魔族侵攻の真の目的は、マジュ粒子を悪意により破壊の意思、反マジュ粒子に変換し、この星そのものをはかいすることであった。7つ目の生贄として、この星に狙いを定めたクライン・シュバルツの本当の目的は、反マジュ粒子の大量生成によりこの宇宙そのものを無に帰すことだった。
そのカタストロフィーを避けるため、ギンガと心を通わせた6人の精霊姫は、母なるスター・マインドの導きにより新たな力を持つ真スター・マインドとも言うべき存在(その名はイリーゼ)に進化。さらにギンガとフュージョンすることで反マジュ粒子をも浄化する真マジュ粒子を生成する能力を得る。
カタストロフィー回避のためのギリギリの行動を模索する人族と魔族の人々。その協力を得て、ついに対決するギンガとクライン。
勝利の立役者はイリーゼ。母の星に平穏の種をまき、ギンガとともに星の海に旅立つ。
そこから、この第二話が始まります。
「星のいのち」を読んでいなくてもなんとか読めるようにあらすじを入れましたが、ぜひ第一話「星のいのち」を読んでからこちらを読んでいただきたい、と切にお願いいたします。
【「星のいのち」からの登場人物】
イリーゼ
この物語の主人公
前作で6人の精霊姫が融合してスター・マインドに進化した。
普通エネルギー生命体である精霊姫の進化体のため実体は持たないが、同時に6体の精霊獣も合せて融合したため、実体も持つ言わば真スター・マインド
スター・マインドとしてマジュ粒子を生成できるうえ、ギンガとの修行で気の生成も可能
ギンガとフュージョンしている状態では、ギンガの気を真マジュ粒子に変換することが可能
スター・マインドは星に宿ることでその力を振るうが、イリーゼは実体を持つ上にギンガの力を使うこともできるため、単独で様々な力を使える。
星海世界の最高の科学力をもってしても、現在イリーゼを解析することは不可能
ギンガ・カトリ
イリーゼのパートナー
星海連合特務保安官
昔から気の練成を継承してきた一族の一人。この一族は武技にも優れ、クライン・シュバルツが倒れた今、星海世界最強と目される。太刀を好んで使うが、実は素手の格闘技で戦ったほうが強い。
科学者としても超一流で、その分野も広汎であり「文明を100年進めた男」の異名もある。
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