表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

武道館に差し込む光

僕は、母と一緒に初めての武道館に行くこととなった。家から武道館まではバスで20分ほどの場所にあり、少し遠かったが、僕にとってそれは大きな問題ではなかった。むしろ、心の準備をするためには必要な時間だったと思う。肩にかけてある水筒の中の氷がカラカラなって、僕の挑戦を応援してくれているように感じられた。夕日はいつもより少し混んだバスを照らし、キラキラ輝いていた。まるで僕の期待のようだった。

あっという間に移動が終わり、武道館に到着した。

「お!君だね、今日見学の人!まさしくんだっけ?」

「はい、そうです!よろしくお願いします!」

「まさしの母です。よろしくお願いいたします。」

ま、こんな感じでやり取りが終わり、初めての武道館に足を踏み入れた。夕日が武道館の黄土色の床を照らし、暖かかった。あの独特な匂いが、僕にとっては新鮮だった。

「じゃ、まず竹刀から握ろうか。」

そう促され、竹刀を握った。

「意外と重いですね。」

「まあ、今に慣れてくるさ!」

陽気な先生だ。よかった。

それからはあっという間で、帰る時間となった。

「ありがとうございました!」

「楽しかったかい?また来てね!次は、金曜日。」

「はい!」

その返事は、いつもよりもはっきりしていて、稽古終わりでも元気いっぱいだった。


張り切りすぎたのか、僕は帰りのバスで寝落ちしてしまい、母におんぶされて家に帰った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ