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学生冒険者の訓練(実戦)

「おら!そっち行ったぞ!対処しろ!」


「はい!」


「遅い!重戦士のアーサーは前衛の中なら盾役(タンク)だろうが。スキルの挑発を使って敵を自分に向かわせろ」


「はい!」


「んで、盾役が敵を引き付けてる間に、剣士のエーリと双剣士のマーシャで対応しろ。」


「「はい!」」


「よし!じゃあコレを踏まえて、もう1回だ!」


それを見ている古参メンバーは…


「ルークってば張り切っちゃって…」


「ルークさんって熱血だったんですね…」


「熱血…ルーク様…良いかも…」


「覗きとは趣味が悪いな…?ソッチの依頼は?」


「終わったわよー。」


「なら、残りはアッチの3人ので終わりだな…」


「うわ!」


「全く…アイツら…」


「ルークの仕事が増えたわねー。」


「勝手に全部俺に擦り付ける(なすりつける)な。お前らも訓練させるんだよ。」


「えー…?私たちも?」


「当たり前だろうが!」


くわ!っと怒ると…


「分かったわよー…」


「特に前衛職が多いんだからな?前衛のマリアには徹底的に鍛えて貰わないと…」


「そうよねー…あの3人…みんな前衛だし…」


「でも…前衛が多いのは…助かる…それに盾役も居る…」


「そりゃそうだけど…やっぱり使えないとなあ…せっかくのジョブがもったいない…」


「それは、その通りですね…」


「んで…お前らが終わったのは良いけど…助けようとは思わんのか?」


「えー?疲れてるし?」


「ひでぇな…」


「あと…ルーク様が…見てるから…」


「結局、俺かよ…」


「ルークさんの指示は的確ですから…」


「だからって俺に任せるなよ…」


「ルーク様…Fランクとは…思えない…」


「そうりゃどうも。」


「褒めてる…」


「暗殺者ランクBランクに言われてもな…」


「そう言えば…あの子たちのランク…どれくらいなのかしら?」


「あ、そうだ。聞いてねえ…後で聞いとくか…」


「それが良いわね。」


そうして学生達の実戦訓練を終えて


「終わったー…」


「ルークさんのメニューがキツすぎる…」


「でも入りたいって言ったのは私達だし」


「よう。3人とも。どうだった?」


「キツ過ぎます…」


「身体が悲鳴上げてますよー…」


「そうかそうか。」


「なんで嬉しそうなんですか…?」


「そりゃ身体を酷使するくらいの訓練が出来た証拠だからな。これからはこういったメニューばかりだからな?覚悟しとけ」


「うへぇ…マジですか…」


「マジだ。」


「でも…実際は優しかったり…」


「すると思うか?」


「思いません…」


「なら覚悟しとけ。」


「はい…」


「さて、帰るぞ。」


「「はい!」」


そうして帰り道で…


「ねえ…3人の冒険者ランクっていくつ?」


「自分達はFランクです…」


「ルークと同じなのね…」


「え?ルークさんFランクなんですか?」


「おう。そうだぞ。」


「Fランクには見えませんけど…強そうですし…」


「まあ…ルークは実際強いわよ?FランクどころかD~Cランクくらいの実力はあるわね…」


「なんでそんな人がFランクに…」


「この前、冒険者登録したばかりだからな…」


「冒険者になりたての行動や指示じゃないですよ…もうベテランって感じがします」


「あー…人に指示したりするのは得意なんだよ…」(日本に居た頃ゲームでパーティ作ってその頃の経験を使ってるなんて言えない…)


「でも、そんな訓練とかそういうのはどうやって?」


「周りをよく見れば的確な指示が送れる。後衛としての基本だな…あとは俺が射手なのもあるな…」


「なんで射手が?」


「俺は弓を引くだろ?その時集中するから周りの気配とかに敏感になるんだよ。第六感ってヤツかな?」


「でも、それならアウラさんでも…」


「アウラは魔法使いだからな…魔法の詠唱に集中するからな…」


「なるほど…だから、魔法の詠唱もしなくて良くて、集中はする射手が指示役としては向いていると…」


「そういうこと。」


「ルークさんも色々考えてるんですねえ…」


「そりゃ考えるだろ…考えてないのはマリアとドールくらいだ。」


「それは失礼ね。私だって考えてるわよ。」


「そうか?それなら、なんでコイツらをパーティに入れようって言ったんだ?」


「それは…ほら、人助けよ。」


「絶対、今考えたろ?」


「そ、そんなことないわよ。」


「そんなに都合のいいことを…」


「それよりルーク。協会着いたし、報告してきたら?」


「ったく…逃げやがって…」


そうして、受け付けに行く


「すみません。依頼達成しました。」


「はい確認しますね。」


そうして数分…


「依頼の達成が確認されましたのでコチラが今回の報酬になります。」


「どうも。」


報酬を受け取りみんなのもとに戻る


「どうだった?」


「もちろん成功。」


「早く報酬分けましょ?」


「待てっての。分けるのは拠点に帰ってからだ。」


「はーい。」


「今日はどれくらいの報酬になったんですか?」


「元々の依頼が高くてその上素材まで買って貰ってるからな…えーとパッと見、銀貨数枚はあるな…」


「どんどんお金持ちに…」


「俺達、金使わないもんなあ…」


「使っても…食費…」


「あとは薪代か…」


「ホントに冒険者なんですよね?」


「そうだろ?なあ?」


「ええ、そうよ?」


「冒険者ってお酒ばかりのイメージですけど…」


「酒飲んで二日酔いで仕事したくないからな…」


「でも、飲めますよね?」


「そりゃ飲めるけど…俺、果実酒しか飲まんぞ?」


「意外すぎる…アタシはてっきりもっと強いお酒のんでるのかと…ねえ?」


「うんうん。ルークさんにはウイスキーとか…」


「アレをストレートでガバガバ飲むほどの勇気は無いな…」


「確かに…ルークって強いお酒飲まないわよねー…。なんで?」


「二日酔いが嫌だから」


「それだけ?」


「おう。」


「もっと理由付けなさいよー。」


「それ以外に理由なんてあるかよ…」


「そうかも知れないけど…カッコつけなさいよ…」


「カッコつけの為に二日酔いになりたくないし、それで二日酔いになってたらダサくない?」


「それは…そうかも…」


「だろ?だから俺は普通の酒しか飲まないの。」


「ルークにはカッコつけて欲しいけどねえ…せっかくカッコイイのに…」


「そんなの気にしてたまるか。ほら、今日のメシはどうするんだ?」


「作るの面倒だし食べて行きましょ。」


「賛成です…俺なんてクタクタですよ…」


「いっぱい食って体力付けろ。」


「ルークさんはよく食べますよね。」


「そりゃ食事が身体作りの基本だからな。」


「俺もルークさんに賛成。メシ食わないと力が出ねえ…」


「それじゃ、みんなでご飯に行きましょ。」


「賛成!」


そうして、レストランに入って行く一行だった

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