表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/12

目覚める…アラサーオニーサン(28)

完全オリジナルで異世界モノを書いてみます。楽しんでもらえると幸いです

『きて…きて…お…きて…おきて…ください…』


「うーん…うるさい…」


『起きて下さい!』


「うお!?な、なんだ!?」


『ふう…ようやく起きましたね…』


「どこ…ここ…あ、そうか、夢かー…ならばまた眠れば…」


『起きろっつってんだろうがあ!』


「うお!?やっぱり声が聞こえる…な、なんだ…?」


『もう…起きてくださいよお…ぐすん…もうヤダぁ…』


「あー…いや、悪かった…すまん。泣かないでくれ…」


『起きていて頂けますか?』


「ああ、もちろん…んで…?ここは?」


『私の精神世界です!』


「この何も無い空間が…?キミの姿も見えないし…キミの名前は?」


『私は転移の女神です。この度、貴方を貴方が住んでいた世界から転移させることになりました。』


「な、なんで?どうして俺なんだ?」


『それは…コレです!』


パパーン!と音が鳴り、目の前に紙が現れる…そこには…


「ってクジじゃねえか!」


『はい。そうです。幸運にも貴方はアチラの世界の中からこのクジによって選ばれた人間です。』


「んで?そのクジが何なんだ?」


『ですから、選ばれたんですって。』


「何に?」


『クジに』


「いや…そうじゃなくて…」


『もっと喜びましょうよ!異世界に転移出来るんですよ?キャラクリエイトも可能です!』


「え?自由に俺の見た目を変えられるの?」


『はい!そうです!』


「おお…それは凄い…どうやれば出来るんだ?」


『えーっと…ゲームはされますか?』


「まあ…それなりに?」


『でしたら、お話しは早いです!三人称視点切り替え。と脳内で唱えて下さい』


「んー…こうか?」(三人称視点切り替え)


その瞬間ブワっと俺の姿が三人称視点で見える。しかも、360度の全方向から見えるのだ。こりゃいい。


『では、そのまま貴方自身で確認しながらココから身体のパーツ等を選んで下さい。』


「おお、凄い!」


そうして、テンションの上がった俺が【俺自身】を弄ること…どれくらいだろう…


「出来た!うん。完璧!」


『やっと思い通りの姿になれましたか?』


「ああ、満足した!」


『では、次にジョブを選択してください』


「んー…ジョブか…なんでも良いの?」


『はい。思い浮かぶジョブで大丈夫です』


「んじゃあ…俺は射手アーチャーかなあ…」


『良いですね!では貴方を召喚します。必要な物はこちらで揃えますのでご安心を。』


「武器とかどうすればいいの?」


『最初は貴方に見合った武器が選定されランダムで支給されます。』


「了解。」


『それでは…良いですか?』


「おう!」


『では、新しい世界に…行ってらっしゃいませ』


そうして光に包まれると


「ん…お、ここが異世界か…」


俺は森だか林だかに転移していた…傍らには弓があり、コレは俺の物だと認識できた


「えーっと持ち物は…弓とあとは…お金…?」


お金らしきメダルを眺めるがワケが分からん…コレがいくらの価値で、いくら分なのかも不明…


「うーん…どうしたものか…」


こうやって悩んでいても仕方ない…街に行こう…


「しかし…街はコッチか…?どっちなんだ?」


林を出て街道らしきモノを見つけたがそこを歩きながら独りごちる


「お?アレは馬車か?」


遠くから馬車らしきモノがやってくる


「ちょうどいい、聞いてみるか…」


馬車が近くに来たときに声をかける


「スマン。この近くに街はないか?」


「街?街なら…そうだな…ここからいくらか行ったところにあるな」


「おお、そうか…良かった…実は迷子になってな…」


「アンタ、見た目からして冒険者だろ?なのに迷子って…くすくす…」


「悪かったな…地理には疎いんだよ…」


「いや、こちらこそ悪かった…俺はアンサーって言うんだ。見ての通り行商人さ。アンタは?」


「俺は…えーっと…」


「おいおい、自分の名前も忘れたのかよ…」


「いや、そうじゃなくて、ジョブを言うか悩んでた…」


「ああ、なるほど…コッチが自己紹介したら名前を名乗ればいい。」


「おお、そうか。俺はそうだな…ルークだ。よろしく」


「ルークか良い名前だ。丁度、街に寄るけどアンタも来るかい?」


「いいのか?」


「ああ、荷台は空いてるし、乗りな。」


「おお、助かる。」


早速、馬車の荷台に乗る


「んじゃ、行くぞ。」


「おう。」


しかし…ここが俺の知ってる異世界モノだったら…


「ステータス…」


フォンとステータスが表示される


「おお、俺のステータスが…なになに?クリティカル上昇、連射、矢筒無限、体術レベル5…ってチートじゃねえか…」


確認してみると矢筒には矢が5本…そりゃ矢筒無限になるなら5本で良いわな…


「ルーク。そろそろ、着くぞー。」


「おお、早速、街か!」


「アンタ、街を見たことは無いのかよ…」


「コッチでは初めてだ。」


「コッチ?アンタ他の場所から来たのか?」


「えーっと…西の方から…」


「西って何もない不毛の地じゃないか…アンタ何者だよ…」


「あはは…」


そうして、街の門に着くと身分証の提示を求められる…ってやべえ…俺、身分証なんて無いぞ…


「えーっと…身分証…無くしました…」


「はあ!?」


「あはは…すみません…」


「はあ…じゃあ、一応詰め所まで来て頂きます。良いですね?」


「はい…」


まさか早速、兵士のお世話になるとは…

そして詰め所に連れて行かれる俺…


「身分証を無くしたと言うのは本当か?」


「あはは…はい…」(元から持ってないけど…)


「では、こちらで確認するので、この宝玉の上に手を…」


「あ、はい。」


宝玉の上に手を乗せると、フワ~っと白色に光る


「ふむ…犯罪歴も無いな…」


「やだなあ…ある訳ないじゃないですか…」


「しかし…身分証を無くすとウソを吐いてるかも知れないからな…確認はさせて貰った。もういいぞ。」


「あ、はい。」


「こちらで仮の身分証の発行は出来るが…どうする?」


「もちろん、作ります!」


「では、名前を…」


「ルークです。」


「ふむふむ…ルーク…っと…。出身は?」


「えーっと…西の方で…」


「西?あちらは不毛の地だが…」


「俺が生まれた村がありまして…すみません…村の名前は分かりません…」


「はあ…では西の村。にしておこう…では、発行料だが…」


「あ、お金取られるんだ…」


「当たり前だ。まさか、金も無いとか言わないよな?」


「えーっとあるのがコレだけで…」


財布を出す


「なんだ、そこそこ持ってるではないか…銅貨5枚だ。」


「あ、はい。」


銅貨5枚を差し出す。


「うむ。確かに。ではコレが仮の身分証だ。コレで一週間は身分証として使える。早く教会やギルドで発行して貰うと良い」


「教会?ギルド?」


「そんなことも知らんのか…?余計、怪しいな…」


「田舎モンなんですー。」


「はあ…教会は庶民が成人するとそこで金を払い、身分証を発行して貰う。何かしらジョブのある人間はギルドに所属し、ギルド証を発行して貰いそれを身分証にする。分かったか?」


「了解です…」


「弓を持っているということは狩人か、射手だろう?ならば狩人ならハンター協会、射手なら冒険者協会で発行してもらえるぞ。」


「ありがとうございます。早速ギルドに行きます。」


「それが良い。もう行っていいぞ。」


「すみません。お世話になりました…」


「気をつけて行けよ?」


「はい。」


そうして、俺は詰め所を出る。


「さて、冒険者協会はどこかな…って、文字が読めねえ…」


なんだよ、あの女神様…文字くらい読めるようにしておいてくれよ…


「しかし…文字が読めないのは厳しいな…えーっと…看板に書いてある絵で判断するか…」


そうして街を歩くこと数十分…


「お?ここには剣が交わった絵が書いてあるな…ここが冒険者協会?」


恐る恐るドアを開けると…


ザワザワ…


おお、冒険者らしき人たちがいっぱいだ!ここが正解だったか。早速受付けに行こう。


「すみません。ココって冒険者協会ですか?」


「あ、はい。そうですよ。」


「良かった…冒険者登録をしたいんですが…」


「冒険者登録ですねー。では、こちらに記入をお願いします。代筆は必要ですか?」


「あ、お願いします」


「では、お名前とジョブをお願いします。」


「名前はルークで、ジョブは射手です。」


「ふむふむ…」


カリカリと記入されていく。ん?下の大きな空欄はなんだろう…、あ、ソコにも記入されていく…俺の情報とかかな?見た目とか…


「では、次はこちらの宝玉に手を乗せてください。」


「あ、はい。」


また、宝玉か…。大人しく手を乗せると…フワ~っとまた光が…


「ふむふむ、犯罪歴は無し、ジョブは射手で間違い無し。っと…」


「えーっと…」


「あ、もう大丈夫ですよ。」


「あ、はい。」


そうして登録はスムーズに進み…


「では以上で登録が完了しました。少々お待ち下さい。」


「はい。」


待つこと数分…


「お待たせしました。こちらが冒険者証になります。」


「ありがとうございます。」


「最初は最底辺のGランクからの登録になります。受けられる依頼は現在のランクの依頼、もしくは、1つ上のランクまでの依頼が受けられます。パーティに所属もしくはパーティを作成された場合はパーティのランクによって受けられる依頼も変わります。」


「ふむふむ…ってことは…もし、Cランクのパーティに入ったら、Cランク~Bランクの依頼が受けられるってことですか?」


「その通りです。」


「なるほど…ありがとうございます。」


「では登録料を頂きます。」


「え…?」


「登録料は銅貨5枚になります。」


「oh…」


「どうされました?」


「あ、いえ。はい、銅貨5枚。」


「はい。確かに。どうします?依頼を受けて行きますか?」


「あ、はい。オススメの依頼とかありますか?」


「はい。Gランクですと…こちらの依頼になりますね。」


ふむふむ…薬草採取、ドブさらい、モンスターの討伐…。報酬が良いのは…モンスターの討伐か…


「では、このモンスターの討伐で。」


「はい。モンスターの討伐ですね。では、東の草原に現れるスライムの討伐をお願いします。目標は5体です。証拠として、スライムの核を持ち帰ってください。」


「了解しました。」


「では行ってらっしゃい。」


「はーい。」


そうして、無事に冒険者登録も出来て、依頼を受けることにも成功した俺は東の草原に向かうのであった。

次はモンスター討伐です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ