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【完結】妄想オナニー女子  作者: 泉水遊馬
第2話:石川澪との切ない夜
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石川澪5

しずくの体は、欲望の予感に震えていた。ベッドに仰向けになり、汗で光る肌が街灯の青白い光に照らされる。

ラベンダーのアロマキャンドルが微かに揺れ、ほのかな香りが部屋を漂う。

ジャズの低音が、スピーカーから穏やかに流れ、ピアノの哀愁を帯びた旋律が彼女の鼓動と共鳴する。

タブレットの画面では、石川澪が白いワンピースをたくし上げ、汗で光る肌をさらけ出す。

「ねえ…私のこと、ちゃんと見ててね…」

澪の清純で儚げな囁きが、しずくの心を突き刺す。


「澪…君は、私を見てくれる…」

しずくの声が震え、彼女の目は、画面に映る澪を追い続ける。

ベッドの端に置かれた全身鏡が、しずくの姿を映し出す。キャミソールを脱ぎ捨てた裸の体、汗で光る胸、震える太もも――昼間のしずくは、もういない。

夜のしずくは、澪に見つめられ、愛される存在だ。


「澪…私の全部、欲しいって言って…」

囁き声が、部屋の静寂に溶ける。彼女の手に握られたローションのボトルが、街灯の光に輝く。

冷たい液体を手に取り、胸から腹部へ滑らせる。 

滑る感触が、彼女の心をざわつかせる。

「んぁっ…」小さな喘ぎ声が、部屋に響く。

妄想の中で、澪がベッドのそばに跪き、指でローションをなぞる。

「君の肌…きれい…」

その囁きが、しずくの心を熱くする。

しずくの指は、ローションで濡れたまま、敏感な部分に触れる。鋭い快感が、彼女の体を突き抜ける。


「んぁっ…澪…!」

喘ぎ声が、部屋を震わせる。動画の中で、澪がベッドに横たわり、唇を軽く開く。

「んぁっ…見てて…」

その声が、しずくの心を掻き乱す。彼女の目は、鏡に映る自分の姿に吸い寄せられる。汗で光る肌、震える指、喘ぐ唇――すべてが、夜のしずくだ。

「澪…君は、私の先輩みたい…」

声が震え、彼女の心に、初恋の先輩の微笑みが重なる。図書室の静寂、夕陽に輝く栗色の髪――あの時、届かなかった愛が、澪の

「演じられた愛」

で蘇る。

彼女は、体勢を変える。ベッドの上で膝を立て、脚を軽く開く。

ローションを手に取り直し、敏感な部分にたっぷりと塗り広げる。滑る感触が、彼女の心をさらに高ぶらせる。

「んぁっ…澪、こうやって…」

喘ぎ声が、部屋に響く。妄想の中で、澪がしずくの背後に立ち、耳元で囁く。

「君の声…もっと聞かせて…」

その声が、しずくの心を突き刺す。彼女の指は、動きを速め、快感が波のように広がる。

「澪…私、こんなに…」

声が掠れ、彼女の体は、欲望の波に揺れる。

しずくは、ベッドサイドに置かれた黒いバイブに手を伸ばす。滑らかな表面が、街灯の光に輝く。

「澪…これで、私を…」

声が震え、彼女はバイブにローションを塗り広げる。冷たい滑りが、彼女の心をざわつかせる。彼女は、バイブのスイッチを入れる。低い振動音が、部屋の静寂を破る。

「んぁっ…!」

小さな喘ぎ声が、部屋に響く。妄想の中で、澪がバイブを手に持ち、しずくの敏感な部分に近づける。

「君の全部…私のもの…」 

その囁きが、しずくの心を熱くする。彼女の体は、快感の予感に震える。

動画の中で、澪がゆっくりと体を起こし、カメラに視線を向ける。

彼女の透明感のある瞳が、しずくの心を貫く。

「んぁっ…もっと、近くで…」

澪の吐息が、スピーカーから漏れ、しずくの心を震わせる。彼女の目は、画面と鏡を行き来する。鏡に映る自分の姿――汗で光る肌、震える太もも、喘ぐ唇――が、澪と重なる。

「澪…君と、こうやって…」囁き声が、部屋に溶ける。彼女の指は、バイブを手に、敏感な部分に近づける。振動が、彼女の体を突き抜け、快感が全身を駆け巡る。

「んぁぁっ…澪…!」

喘ぎ声が、部屋を震わせる。

しずくの体は、欲望の波に飲み込まれそうになる。だが、彼女はまだ頂点には達しない。快感を焦らし、澪との繋がりを深めたい。

「澪…もっと、君を感じたい…」

声が震え、彼女の指は、バイブの動きを緩める。妄想の中で、澪がしずくの耳元で囁く。

「君は私のもの…焦らなくても、私がいるよ…」

その声が、しずくの心を温める。彼女の体は、余韻に震え、汗が胸を滑る。動画の中で、澪が微笑み、しずくの心を穏やかにする。

「澪…君は、私を愛してくれる…?」

囁き声が、部屋に響く。

彼女は、ベッドに体を沈め、バイブを脇に置く。

ローションで濡れた指が、胸を撫で、快感の余韻を味わう。

「んぁっ…澪…」

小さな喘ぎ声が、部屋に溶ける。鏡に映る自分の姿――汗で光る肌、喘ぐ唇、期待に潤む瞳――が、夜のしずくだ。

「澪…私の夜は、君で始まる…」

声が震え、彼女の心は、澪との切ない夜へ完全に開く。

昼間の疲れは、夜の欲望に変わり、しずくの体は、解放を求めている。

彼女の夜は、まだ始まったばかりだ。

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