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それぞれの戦い3

更新遅くなりすいません。最近、仕事とゲームにはまって止まっておりました。

〜アルーマのコル砂漠〜

「なんの因縁があって、このくそ寒い砂漠に天秤を作るんだ?」

急な気温差に気が毛羽立ち震えるネオ。

「そうか?丁度いいじゃやいか!運動するんだし!これくらい涼しい方が動きやすいで?」

グレンは砂漠の真ん中にデカデカと浮かぶ天秤を遠くから見上げる。

「それにしても、中々カオスやな。」

空が黒と白の二色に染まっていた。

「やっと来たか若い衆よ。」

マグンが、ばったばったと魔獣と聖獣を倒していく。

「ありゃ、聖獣もやっちゃうんの?」

グレンは驚く。

「仕方ないだろ。こんだけ混ざってパニックになってるとさ。」

次々と生み出される次元の裂け目が時間と共に増えていってるのだ。

「確かにそれはそうだ。ごめんね。」

ネオは覚悟を決めて瞬殺する。

殺した敵の痛みがそのまま自分に帰ってくる。

「マグン様、これ、辛いですね。」

殺したくて殺して無いだから余計に辛かった。

グレンは痛みで顔が歪む。

歪みながらも敵から視線をそらさない。

アルーマの人々も次々と集結してくるが正直な話、前線に立てる程では無かった。

後方からの微力な支援すら嬉しくもあり切なさが募る。

とりこぼした敵も決して弱くないのだ、幾千幾万の血で敵の進行を食い止めていた。

たった数時間の戦闘が数年続いているような疲労感が募る。

「これ、ふと思ったんですが、だれが壊すですか?」

ネオが右手から血が止まらない。

レイピアを握ってる手が震えていた。

「私よ。」

白のローブを纏った女性が現れる。

「えっ??何故?」

マグンが一番驚く。

「ふふ。すかっりたるんだお腹になりやがって。」

フリズがマグンのお腹をつねる。

「この方は?」

グレンとネオは綺麗な顔をした女性に見惚れる。

彼女の周囲に流れる時間だけゆっくな様に感じる。

「俺の姉貴のババぁよ。」

マグンはフリズを紹介する。

「私は君たちを良く知ってる。セツナとトワ、仲良くしてくれてありがとうね。」

フリズは怪我をしている二人を直してから戦場全体に回復をかける。

「はじめまして、ありがとう。フリズ、、様?」

ネオは握力が戻った右手を何度もグーパーする。

「あのフリズ様ですか。光栄です。」

グレンはじっと見惚れる。


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