70魔法石の作り方
今更な気がしなくもないが、学校へ来てからスズナがしゃべらなかったこともあるせいか先生が驚いてしまった。
「こッこれはですね…」
ヤバい、なんて説明をすれば良いかわからない❗
ガタンッッ
突然教室が大きく揺れ、みんなが慌ててその場にしゃがんだ。
「とにかく皆さん、出来るだけ一ヶ所に集まって下さい❗」
ナイスタイミングで教室が揺れ、先生が慌てて生徒を集めたお陰で説明をしなくてすんだっぽい。
にしても、二人とも派手に暴れているね。
「ほら、ミユキちゃんもはやくこちらへ❗」
先生は、私のことも呼ぶが私はその場から動かない。
いや、動かないのではない、動けないのだ。
「はははっ、腰、抜けちゃった。」
だって、こんなにも大きな揺れは日本にいたときも体験したこと無かったんだもの。
しょうがないよね、ね?
【大丈夫だよ、ユズハ達がついてるから。 安心して?】
こんな時に優しく声をかけてくれたのはユズハだった。
しかも、香りには心の落ち着く効果があるなんて言われている植物も出してくれている。
うん、そうだよね。
みんないる、ましてや二人が戦ってくれているんだから落ち着いて待たないとね。
***
ミユキ達を守るために戦いに外へ出た我らだったが、今、まさかの出来事と直面していた。
【なんだこれは、ただのチェリーラビットとラピラスじゃないぞ⁉️ これは、全て変異種か?】
【ええ、そうみたい。 にしても、なぜ突然こんなにも魔獣が? あと、なぜみんなして変異種なの?】
そう、会話の通り#普通の__・__#チェリーラビットとラピラスはいないのだ。
一匹も…
【ええい、もうよい。 兎に角片っ端からやっつけていくぞ】
【分かったわ。 じゃあ、お兄ちゃんは右側をお願い。 私は左側を相手するわ】
我らは、エレナの一言と共に敵の中へと突っ込んで行った。
***
なんとか先生のもとへ行けた私達は、特にやることもないので授業を続けることになった。
とはいっても、私の魔法石はもう残っていない。
そこで急遽、魔法石の作り方を習うことになった。
みんなはもう授業でやったことがあるらしく個人個人で作り始めていた。
私は、また先生に教えて貰っている。
「それではミユキちゃん、今説明した通りに魔力を手に集めてみて」
言われた通りに魔力を手のひらに集め始める。
そして、しばらく集めていると手のひらの中に小さな石が出来てきた。
先生のストップがかかるまで魔力を集め続ける。
徐々に石は大きくなっていき、ついには私の拳ほどの大きさになった。
「ミユキちゃん、どう? できた?」
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