56みんなで勉強会
これなら簡単と思い、出される問題をすらすらと答えていくと、アメリに驚かれてしまった。
そして、今日やる内容は終わりましたと衝撃発言をされてしまった。
「えっ? もうないの? とっても簡単だったよ⁉️」
私がそう言うと、横で見ていたアランが教えてくれた。
「ミユキ様は簡単といったが、普通はこれを覚えるまでに一ヶ月以上かかるんだぞ? みんな苦労して覚えるこれを簡単というとは、どれだけの人を敵にまわすんだろうな。」
アランは、言い終わった後に、くくっと笑っていた。
簡単と聞いて見にきたスズナ達は、ほとんど読めていなかった。
でも、スズナだけはサーヤ様に習ったらしく完璧に読めた。
しいていうなら、スズナはペンを口に咥えてこれまた完璧に書くことも出来ていた。
「スズナすごいね❗ 器用だね~」
私がスズナを褒めていると、タポポ達も褒められたい❗と言い出した。
なので私は、みんなも出来るようになったらたくさん褒めてあげると言った。
スズナが書くところを見ていたアランとアメリは、ドン引きしていた。
「これは、器用のレベルでは無いだろ。」
「やっぱりそう思いますか? 口で咥えた辺りから何かおかしいなとは思っていたんですよね…」
そう言って顔を見合わせる二人、だが、ミユキ達が楽しそうだしいいか、と諦めたのであった。
それから、エレナとエレンが勉強を始めたので、静かにそれを見守ることになった。
といっても、それだと暇なのでその間はスズナとチェリニーに魔法を習います。
【まずは魔力を自分で感じて操るところからね?】
そう言ってスズナはタポポに、チェリニーはヌレバに魔力を流し始めた。
魔力を感じることの出来る私は、操る練習だ。
操るとは、具体的に言うと体の一部に魔力を集めたり、体全体にまんべんなく魔力を纏わせる様なことを指すらしく、それが出来ないと普通は魔法を使うことは出来ないらしい。
それが私は、知らず知らずのうちに契約魔法を使っていたものだから普通ではないとみんなに言われてしまった。
これからは普通を目指して頑張るぞ❗
練習を始めてから小一時間がたった頃、私は自由自在に魔力を操ることが出来るようになっていた。
【ミユキ、すごいぞ❗ タポポはまだまんべんなく魔力を纏わせることは出来ないのにもうできるなんて❗】
タポポは、私をみてそう言った後、また練習をし始めた。
それを聞いていたヌレバも私を見るが、やはり目を輝かせてから練習を再開していた。
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