55勉強のお部屋とこの世界の文字
私は、どうしよっかな~?と言ってみんなを困らせた後、最終的に許してあげることにした。
そんなこんなで、朝からわきゃわきゃとした食事をしたあと、勉強部屋へとお父様に連れていって貰った。
勉強部屋は、私の部屋の隣だった。(遊びの部屋と反対側の隣です。)
勉強部屋の扉を開けると、中には私サイズの机があり、その両隣には大人サイズの机があった。
そして、私の机の前にはタポポサイズの机が三つ。
このちっちゃいのはタポポ達の分。
そして、椅子のない机はスズナとチェリニーの分。
ここまでが部屋の右側にあるものだ。
さあ、左側はというと…
うん、なにもない。
本当にそのままの意味で、しいていうなら部屋の中の左側だけが芝生っていうくらい?
てっ、普通にながしちゃったけど、なんで部屋の中が芝生なの⁉️
おかしいでしょ、これ❗
【ふっふっふ~、驚いた? これね、ユズハがミユキのお父さんとエレンに頼まれて頑張って作ったの。 土じゃないところに芝生をはやすのは大変だったんだよ❗】
ユズハが、褒めて褒めてと言わんばかりによってきて教えてくれた。
「ユズハ頑張ったね。 ところで、なんで芝生なの?」
私は、お父様とエレンの顔を見比べながら聞いた。
【それは魔法の練習をするからだ。 タポポ達にも必要だろう? ミユキが勉強している間に我が教えようかと思って用意して貰ったのだ。】
エレンは、そう言ってタポポ達を見た。
【どうだ? 試しに練習してみるか?】
タポポ達は、エレンにそう聞かれてワクワクした表情で頷いていた。
「じゃあ私は仕事に戻る。 ミユキ達の勉強はアメリとアランが見てくれるからな、しっかりやるんだぞ。」
お父様はそう言って部屋から出ていった。
ところで、お父様はさっき私達って言ってたよね?
私以外にも誰か勉強するの?
そう思っていたら、アメリが教えてくれた。
「ミユキ様、エレナとエレンも国について勉強するんですよ。」
「えっ? そうなの? 一緒に頑張ろうね。」
私は、エレナとエレンに笑顔でそう言い、机の椅子に座った。
「それでは、勉強を始めましょう。 まずは文字の読み書きから始めましょうか。」
アメリは、ささっと紙とペンを用意して私の椅子を机に近付けてくれた。
そして、私に五十音表のようなものを差し出すと、これは読めますか?と聞いてきた。
「ううん、読めない。 なんて読むの?」
私がそう聞くと、アメリは丁寧に一文字ずつ教えてくれた。
「#・&・*・§・@・k#・k&…」
と、まあざっとこんな感じで、この国の文字は母音の変わったローマ字のようなものだった。
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