48タポポとヌレバがバレました
「着きましたよ、ミユキ様、マーナ様、ナーラ様。 アメリは中の椅子に座っていますからごゆっくりお楽しみください。 終わりの時にまた声をお掛け致しますね。」
アメリはそう言って部屋の隅の椅子に座った。
「じゃあさっそく遊ぼうか? なにが良い?」
私は、マーナとナーラに聞いた。
【タポポはわたぼこで遊びたいぞ❗】
【ヌレバはお人形が良い❗】
タポポとヌレバがやっぱり主張してきた。
「タポポとヌレバはいつでも遊べるでしょ? 今はなかなか遊べないマーナとナーラが優先だよ?」
私は、二人に優しく注意すると改めて二人に向き直った。
「ねぇ、その二匹って妖精だよね? なんで姿が見えて話しているの? 普通まるい光が見えるだけで声も聞こえないよね⁉️」
すると、突然ナーラが目を見開いて聞いてきた。
ナーラの横ではマーナも目を見開いている。
「あっ、そうだったね。 これは、どう説明すれば良いのかな?」
私は、少し悩んだ後アメリにお父様を呼んできてもらうことにした。
***
「なに⁉️ タポポ達がばれただと? まあ、とにかく今いく。」
私は、アメリに声をかけられたかと思うと、タポポ達がばれたと伝えられた。
まあ、ばれたならしょうがない。
まだバレたのが、小さな子供のマーナとナーラだっただけましか。
そう思いながら私は、パーティーを一旦抜けてミユキの部屋へと向かった。
***
コンコンしたか
「ミユキ、入るぞ。」
扉をノックする音と同時にお父様の声が聞こえた。
「どうぞ。」
私は、そう一声かけてお父様が中に入ってくるのを待った。
お父様は、入ってきたらまさかの単刀直入に聞いてきた。
「タポポとヌレバがバレたって聞いたが本当か?」
私は、その問いにたいして首を縦に振った。
「なら次はエレナ、他の人が見ても妖精だと分かるだろうが、なぜそれで先程は騒がなかったのに今騒ぎ始めたのだ?」
お父様は、次にエレナのほうを向いて聞いた。
「それは当たり前よ。 だって私、他の人が妖精を見ても驚かないように魔法をかけたもの。 でも、ミユキの部屋に戻ってきたからもういらないと思ってそれを解除したからじゃない?」
お父様は、勝手なことをするなといい、マーナとナーラは頭を混乱させ、私は、瞳を輝かせてエレナを見つめた。
「勝手にやったことは反省するわ。 でも、これがなかったら今頃大変なことになっていたと思うわよ。 こんな身を守る術も知らない小さな妖精だなんて知ったらきっとみんな興味を持つでしょうね?」
「はぁ分かった。 とにかくマーナ、ナーラ、この妖精について説明するからしっかりと聞きなさい。」
お父様はそう言って説明を始めた。
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