41また街にお出掛けします
うう~ん、なんか顔をぺちぺち叩かれている気がする。
【ミユキ、朝だぞ。 起きろよ。】
この声は、タポポ?
というか、もう朝?
私は、ガバッと飛び起きると、みんなにおはようと言った。
【うわぁっ❗ タポポ、ビックリしたぞ。 急に動かないでよ。 まだ寝てると思ってたんだからな。】
タポポは、私が寝ていると思ってぺちぺちしていたらしく、急に私が動き出して心底驚いていた。
「ごめんね、でももう明るいし。 あと、みんな起こしてくれてありがとね。」
コンコン
私が笑顔で感謝を伝えていると、扉の方からノックが聞こえてきた。
「ミユキ様、失礼いたしますね。 あっ、もう起きていらっしゃいましたか。 今丁度アメリが起こそうと思っていたのです。」
部屋に入ってきたのはアメリだった。
私のことを起こしにきてくれたらしく、私が起きていることを確認するとクローゼットじゃなくて、衣装部屋?に私を連れていった。
「ミユキ様、今日の服はこちらなどいかがでしょう。 今日は街に用事があるので動きやすい方が良いのです。」
アメリがそう言って差し出してきたものは、サーヤ様が私の袋に入れてくれた服に似たシンプルなワンピースだった。
「うん、これで良いよ。 私、シンプルなものも好きだけど、ドレスよりワンピースの方が好きだし。」
私は一番動きやすい服を着ると、エレンにだっこをしてもらって食堂へと向かった。
食堂に向かっている途中、いつも通り執事やメイドさん達に沢山すれ違ったが、みんなとても忙しそうだった。
いつものことと言えばいつものことだけど、なんかいつもよりも忙しそうな気がする。
「アメリ、今日はみんな忙しそうですね。 どうかしたんですか?」
私は、エレンに抱き方を変えてもらい、アメリの顔が見えるようにしてもらってから聞く。
「ええ、明日は国王、ミユキ様のお父様がお誕生日なので盛大にお祝いをするんですよ。 この国の貴族達を城に招いてパーティーをするので、その準備にみんな追われているんです。」
アメリは、私を子供用の椅子に座らせると、食べやすいご飯を持ってきてくれた。
最近はこぼさずに食べられるようになったんだよ。
横では、スズナ達が食べていて、エレナとエレンの二人は、お父様達と同じくらいの量を食べている。
よく朝からそんなに食べられるね。
私は、そんなことを考えながらご飯を食べ終わると、アメリに連れられて街に出かけることになった。
もちろん護衛としてアランもついてきてくれるよ。
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