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2 布団が無い…

無事に寝床をGETした深雪達は、ある問題にぶつかっていた。

「布団がない…布団がないと、寝れないよ。」

【深雪?布団がなくても、スズナに寄っ掛かって寝ればいいじゃん❗】

私は、びっくりしてスズナを見た。

「いいの?嬉しい❗」

【もちろん❗深雪のためにスズナはここに来たんだもん】

スズナは、尻尾をちぎれそうなくらい振りながら言った。

こんなにももふもふでふわふわなフェンリルであるスズナに寄っ掛かって寝れるなどそうそうあることではないと私は思った。



***



まだ夕方でご飯の時間にするには、はやいのでまわりを探検をすることにしました。

「スズナ~探検しに行くよ~❗」

【うん分かった❗】スズナはすぐに駆け寄ってきて私の前にしゃがんだ。

【その小さい体で歩くの大変でしょ?スズナが、背中に乗せて連れてってあげるよ❗】

「いいの?ありがとう」私は、さっそくスズナの背に乗った。【行くよ~】

しゅっぱ~つ❗

スズナは立ち上がり、歩きだした。

もちろん深雪の体を支えるのも忘れない。


しゅっぱつして10分弱辺り一面は森森、森

「何で森しかないの?」私は、不思議でならない。

【だってここは森だもん。当たり前じゃん?】

スズナはさも当たり前というように言った。


えっ?当たり前そうにスズナは言うけど、転生ものの定番では近くに町があってそこの人達に保護されたり、話しかけられたりするもんじゃないの?

それかそれか、水辺の側にいるもんじゃ…


これをスズナに話したらめちゃくちゃ笑われた。

【そんなの深雪の世界の本の中の話だよ!そんなわけある分けないじゃん❗】


まじか、想像してた転生と違う…


【深雪、スズナお腹すいた。ご飯にしようよ~❗】

「うん分かった。洞窟に戻ってからね?」



   ***


私は、カバンを開けてご飯をだした。

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