39寝る場所と歩く練習
私達は、部屋に戻ってからアメリに相談をしていた。
「ねえアメリ、エレナ達の寝るところってどうすればいいかな~? さすがに、私のベットじゃ収まりきらないよね。」
そうですね~、とアメリは考え始めた。
「分かりました。 ミユキ様、アメリ達メイドや執事に部屋を一日預けてもらえますか? 預けて下されば、解決出来ます❗」
私はこくっと頷くと、笑顔でよろしくねと言った。
「分かりました。 今日の夜には間に合わせます❗」
そう言うと、アメリは私をお兄様達に預けて駆け足でどこかへ去っていった。
「あ~ミユキ、とにかく遊びの部屋で待とうか。」
フィンリお兄様が、私をスズナの背にのせて歩き始めた。
でも、私はこっそりとスズナの背から降りる。
【ミユキ、乗らないの?】
スズナが小声で聞いてくる。
「うん、歩く練習をしているからね。」
そう返すと、私は頑張ってお兄様のあとを歩いた。
だがお兄様が、ふと後ろを振り返った瞬間に歩いていたことは即ばれた。
「何でミユキはスズナに乗らずに歩いているのかな?」
私は、内心冷や汗でだらだらになりながら言い訳を考えた。
だが、思い付かなかった。
「あの、ね、いま私、歩く練習をしているの。 勝手に歩いてごめんなさい❗」
もう、私は諦めて堂々と謝った。
「いや、歩くのはまだ少し危ないんじゃないかと思って歩かせなかった私も悪いし別に良いよ? その代わり、今度からはちゃんと声をかけてね?」
お兄様は、本当の王子様スマイルでこういった。
「うん分かった❗」
私は、元気よく返事をすることで、お兄様を怒らせずに話を終わらせることを成功した。
遊びの部屋につくと、なんということか、隣からどったんばったん…がっしゃ~んと物凄い音がしている。
隣は私の部屋だけど、大丈夫だよね?
物凄い音を聴きながら遊ぶこと約二時間…やっとエレナ達が帰って来ました。
「エレナ、エレン、おかえりなさい。」
私は、にっこりと笑ってふたりに駆け寄った。
エレナは、駆け寄った私を抱き上げてくれて、エレンは私の頭を撫でてくれた。
そして、二人がただいまといってくれた。
えへへ、挨拶ができるってなんか嬉しいね。
***
「ミユキ様、お部屋の用意が出来ました。 ご飯を食べに行く前に少し見にきて頂けますか?」
アメリがお部屋の用意が出来たことを伝えに来てくれたようだ。
「分かりまちた。 今行きます。」
私は、そう返事をすると、みんなに声をかけてこの部屋のお片付けをした。
片付けて、私の部屋へ行く。
私がそこで見たものといったら、それはもう凄かった。
これ、本当に私の部屋?
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