31 お家ご飯とみんなの心配
アメリに連行されて家に着くと、アシェルが待っていてくれました。
「お帰りなさいませ、ミユキ様。 アメリ、外でご飯を食べてくるとおっしゃってませんでしたか?」
おおっと、アシェルが鋭いところをついてきた。
アメリは、それについては私が食べている間に話すと言って、そのまま食堂に連れていかれた。
私は、スズナに魔法で手を綺麗にしてもらうと、みんなで買ったものを分けあって食べた。
その間に、アメリはついさっき起きた出来事をアシェルに話している。
アメリが買ってきてくれたもの、それは…
まず、野菜とスープが食べたい人向けに、具だくさんのトマトスープを買ってきてくれた。
次にお肉だ。
スズナ向けには、私の頭よりも断然大きいであろう噛みごたえのあるお肉だ。
私達向けには、私の拳ぐらいの大きさで噛むとほろほろと崩れるくらい柔らかいお肉だ。
そしてどちらのお肉にも、美味しいタレがかかっていて、私達の食欲を誘った。
最後にアメリのおすすめは、なんとサンドイッチだった。
だが、そのサンドイッチには、お肉が挟まっているものもあれば、野菜が挟まっているもの、果物が挟まっているものなど、沢山の種類があった。
そして、どのサンドイッチも美味しかった。
「…ということがあったのです。」
あっ、アメリ達の話が終わった見たいです。
「アメリ、ご飯おいしかったです。 選んでくれてありがとう。」
みんなでありがとうをします。
こういう時は、感謝が大事だよね。
「いえ、美味しかったのなら良かったです。 それにしても、今日の男の人はミユキ様の知り合いですか? そのようには見えなかったのですが。」
今日の男の人? ああ、あの知らない人のことかな?
私が横に首を振ると、そうですか、と言いながらアメリとアシェルが考え始めた。
考え始めてしばらくたつと、アシェルが深刻そうな顔をして話し出した。
「兎に角ミユキ様、しばらくは外に出る時は私かアメリのどちらかと一緒に行くこと。 そして、街に行く時は、アメリとアランの二人を連れていってください。 別に私でもいいですが、きっとアメリとのほうが行きやすいでしょう。」
きっと、今日のことがあったからみんな心配してくれているのだろう。
それならば、私は満面の笑みでこう答えようと思う。
「ありがとうアメリ、アシェル。 でも、私にはスズナ達がいるので大丈夫です。 それでも心配ならば、私のつきそいを頼みますね。」
決まった❗
私は、上手く言えたと実感したせいか、顔がにまにまして止まらない。
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