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1 無事に転生しました

「うう~ん」

私は、気付くと森の中に立っていた。

無事に異世界に転生出来たらしい。

『あっ聞こえる?私、サーヤよ❗無事に行けたみたいね。スズナもいるでしょ?』

私は、まわりを確認し、スズナがいることを確かめた。

『あなたが今持ってるバックの中に必要なもの全部入っているから。足りなかったら連絡してね❗』

ありがとうございます❗それでは、頑張って生きます。

『ええ、頑張ってね❗それではまた。』

私は、無事に連絡を取り、転生後の第一歩を踏み出そうとしていた。

【深雪❗カバンの中身、確認しようよ❗】

「ええ、そうね。確認しましょうか。」

そういい、私はカバンを開けようとした。

『ごめん言い忘れてたわ❗あのね?精神が、今のあなたじゃなくて見た目的年齢に近付く可能性があるの。でも、たいした問題でもないから気にしないでね?』

はっ?大した問題じゃん!それ大事ですよ?サーヤ様…

【深雪カバン❗】スズナが、ソワソワとしながら言った。

「ああ、今開けるわね?」

パカッと、開けた。    ブォン❗

なんと、中に入っている物が分かる表が、目の前に出てきた。


・服…破れたり汚れることはない。サイズ調整機能付き


・異世界辞典…この世界のことがなんでも分かる


・お金…この世界のお金


・契約獣用のネックレス…仲間が増えたとき用。サイズ調整機能付き


・食べ物…そのまんまの意味。困ったときに食べなさい


・スズナのご飯…お肉セット(狩れなかったとき用)


以上が、カバンの中身だった。にしても、どうやってだすの?

「スズナ、これどうやって出すか分かる?」

【うん❗出てこいって言うんだよ❗】えっ?出てこい?

「あっありがとう。じゃあ異世界辞典出てこい❗」

ブォン❗出てきたけど、これは…スマホ?

【………深雪?どうかしたの?】

「ううん、なんでもないよ?」

スマホなんて、そんなわけないよね?ね?



電源を入れてみた。

6月8日3時41分……やっぱりスマホだ!っていうか、日付と時間まで出てるじゃん。年寄りでも、流行には敏感で良かった❗

でも、調べるアプリしか入ってないようだ。

おお!しっかり分類分けされてて調べやすい!

【深雪、異世界辞典ってどんな感じ?】

「うん❗調べやすそうでいいよ❗」

【よかった❗それね?スズナが準備したの❗】

「えっ?そうなの?すごいね❗」



***


私達は、異世界辞典でもりあがった後、今日の寝床を探しに行った。

「どこで寝ようかね~?」もちろんここは、森の中。寝る場所なんてないのである。

【あっ洞窟?があるよ~❗】スズナが、今にも駆け出す勢いで言った。

「良さそうな場所だね、今日はここで寝ようか。」

深雪&スズナ、無事寝床をGET❗

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