29 おもちゃを買います
私はいま、おもちゃを沢山手に持っています。
何を持っているかといったら…
【ミユキ❗タポポこれも欲しいぞ。 あと、これも。】
と、タポポは人形の家(妖精サイズ)と、人形のベットを指した。
「もしかしなくてもこれって、タポポたちのいえ?」
私は、勇気をだして聞いてみた。
【うん❗そうだぞ?良く分かったな。】
と、ついにタポポはその言葉を言った。
ここには、おもちゃを買いに来たのに…
家を買いに来たわけではない。
来たわけではないのに、キラキラした瞳で見つめてくる。
「うっ、まあ、これもかっていいよ。」
私は、しぶしぶ了承をだした。
その横では、アメリがにこにことして見つめている。
兎に角家セットを買って、今度こそはとおもちゃを見始めた。
勿論ヌレバとユズハにもベットを選んで貰ったよ。
私はおままごとセットを、スズナは私達を乗せることができる乗り物を、他のみんなは木でできた車に、折り紙に…とこんな感じで沢山の物を買って貰いました。
「はぁ、いっぱいかったね。 ねぇアメリ、次はスズナたちのけをとかすブラシがほしいんだけどありゅ?」
私は、スズナに乗って移動しながら聞いた。
「ええ、勿論ありますよ? ですが先に馬車に荷物を預けましょうね。 持ちきれませんから。」
確かにアメリは、前が見えるのか心配になるくらいおもちゃを持っている。
まあ、スズナの買った乗り物がかなり大きかったことが理由なのだが…
そして、私達は荷物を馬車に預けてからブラシを買いに街中へと、戻っていった。
ブラシの売っているおみせは、契約獣関係の物が売っているお店のだった。
「ミユキ様、ここにブラシが売っていますよ。」
アメリが、お店の中の一角に連れていってくれた。
「う~ん、どれが良いかな?」
私が悩んでいるところに、お店の人がお試ししても良いですよ、と言ってくれたのでさっそく一つずつ試してみた。
まずは、ふわふわしたやつをスズナ、チェリニー、ユズハの順に試す。
次に硬めのやつを…と、みんなが気に入ったものを見つけるまで繰り返した。
最終的に、スズナは少し柔らかいブラシ、チェリニーは硬め、ユズハはふわふわとしたブラシを気に入ったので、三本とも買うことにした。
「ミユキ様、これで欲しいものは買いましたか? もう買い忘れはありませんか?」
私は、静かに頷く。
お出かけはあっという間だった…
「では、最後にお昼ごはんを食べてから帰りましょうか。」
うんもう帰るんだ…え?ごはん食べて帰れるの?
「やっちゃ~❗ うん、食べてかえりゅ❗」
私は、嬉しさのあまり、言葉が幼くなった。
「では、何を食べましょうか?」
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