プロローグ
黒く黒くこげていく…町も家も、子供も大人も、お母さんもお父さんも、そしてぼくも、黒く黒く焦げていく、こんな地獄のような世界で一人の男が笑ってる。
どうして笑っていられるの?
うらやましいうらやましいうらやましいうらやましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい羨ましい…だから… コロス ことにした。
~8年後~
目を覚ますと森の少し開けた場所にいた。
目の前には焚火と少し離れた所に昨日作っていた木の枝や葉っぱで作った簡易的なテントがある。
そのテントに入って寝ていないところを見るに焚火の前で物思いにふけっていた内に眠ってしまったらしい。
それにしても雨や魔物に襲われなくて幸運だった。
次からはちゃんとテントの中で寝ようと自分を諫めておく。
さて、反省もしたことだしちゃっちゃと準備を終わらせて出発しなければ、今日のうちには目的地に着いていたい。
次の目的地はメルセトナス王国の王都メルトナだ。
個人的にはあそこには行きたくないのだが、各地の村々を回ってあいつの情報を集めていたのだがほとんど空振りで最後に残ったのが王都だったのだ。
一応他の国もあるらしいのだがあいつは殆どこの国で目撃されていて他の国に行ってもあまり意味がないだろう。
そんなこんなで考えている内に準備が終わりいつでも出発出来る。「さて、行くか」王都メルトナへ
初めましてロウボです。初めて小説を書いてみました。多少違和感があるかもしれませんが温かい目で見てくださればありがたいです。感想など書いてくだされば小躍りして喜びます。投稿頻度はあまり早くはないですが頑張ります。それでは次の話でお会いしましょう。