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59日目:死亡フラグが立った話/物事の不確定性について

更新。七尾与史御大の本は他に読んだことないんですけど、今回ので俄然興味出ましたね。機会があったら読みたいものです。

こんばんは。何故か今日は来客が多い日でした。来客というかラインなんですが、すごく久しぶりに話す奴らでしたね。高校の頃の部活仲間と中学の頃の友達。何となく懐かしさがありましたね……最近人に会うことが増えてきたからなおさら。よくわからないですけど感傷に浸ってる今日この頃です。



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今日は、ちょっとしたきっかけで手に取った本についての話です。七尾与史さんの「死亡フラグ」シリーズなんですけど、僕大昔のバラエティ番組で「死亡フラグが立ちました」の映像化をやったときにそれ見てたんですね。それでずっと本を読んだ気になってたんですけど、この前お名前を見かける機会があって(というか作品投稿ツイートにいいねされてて)(すごくびっくりした)、その時にふと思い出したってわけです。その後図書館行く機会があって、偶然シリーズが全冊置いてあったものでもうこれは読むっきゃないな、と四冊借りてきたという次第。


家に帰って早速一巻目から読み始める。まぁ内容を知っているとはいえど細かい部分は相当忘れていて(何故か"死神"の正体だけは覚えていたけど)、途中のトリックなんかも読んでて楽しめました。しかし物語の閉じ方が独特だなぁなんて思いつつ、全部一気に読んじゃいました。いやぁ本宮さんがまさに獅子奮迅の活躍というか、けなすような意味合いではなくいわゆるメアリー・スー的な、読者にとっての安心の象徴みたいな立ち位置になってて面白かったですね。再現ドラマのときにはそんな凄い人だと思ってなかったんだけどなぁ……


んで、さっきもちょっと言っていたけど、このシリーズ、事件の本当の結末がしっかりと書かれていない小説なんですよね。物語として最高潮になって、さあこれからだぞってときにぷつんと途切らしてしまう。これが、最近僕がハマっている「物事の不確定性」っていうのにつながってるんじゃなかなぁって思ってます。僕は物語っていうのは言い換えるなら登場人物の「観測」であり、その人物がいる世界の「観測」だと思っているんですよね。そう考えるなら、敢えてその観測をなくすことによってより読者の想像を掻き立てる、なんていうテクニックなんじゃないかなぁとか。


実は他にも不確定性を実感することがあって、それが合唱のときです。合唱は人と合わせることが最も重要だと言っても過言じゃないんですけど、例えば合わせる音であったり、テンポであったり、それらをカッチカチに決めてしまうのは美しくない。そこに曖昧さを持たせてこそ、より良い作品になる……みたいなことを練習中に言われまして。想像の余地だけでなく創造の余地も残せるのが「不確定」という強みなのかもなぁ……なんて。



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今日はこんな感じで。明日はいよいよ2か月記念ですけど、ちょうど焼肉に行くらしいです。因みに今日は寿司食べました(スーパーのだけど無茶苦茶美味しかった)。いやぁ嬉しいなぁ……

ちなみに明日はゲームの推しについてでも語ろうかなぁなんて思ってます。でも全然違うこと書いてても怒らないでね?

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