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44日目:総統閣下シリーズの元ネタ映画の話

更新。ちっくしょーめー!辺りからはもうダメでしたね。待ちの姿勢になっちゃってたもの……もしシリーズのこと知らなかったら、まずその状態でこの映画観ることをおすすめしたいです。

こんばんは。早速ですが、さっきアマプラをぼーっと見ていたら「ヒトラー 〜最後の12日間〜」を見つけまして、今途中まで見たんですよ。実はこの映画2時間半近くあって、全部見たら日付が変わっちゃう程だったので苦肉の策として一旦途中で止めてこれを書いています。


まず僕がこの映画を見ようとしたきっかけなのですが、知ってる人もいるかもしれませんけど、この映画、ニコ動のとある界隈ではとても有名なのです。嘘字幕動画系でも多分1番知名度が高いんじゃないかなぁ……なんて思ってる、総統閣下シリーズ。多分動画を知らなくても聞いた事あるフレースも多いんじゃないですかね。ここで書くのもなんなので、気になったら調べてみてください、すぐ出てくると思います。


でまあそういうちょっとふざけた印象の方が強い映画だったのですけど、当然題材が題材なだけあってとても暗く重い。救いのなさはやっぱり現実の方が高く出るんだろうなぁなんて思わざるを得ないような残状。もはや取り返しのつかない敗戦。死ぬ覚悟をも決めてしまうヒトラーの秘書達(この女性たちが一応メインの人物っぽい)。まぁ当該等シーンはさすがに笑っちゃいましたけど(空耳セリフなので本当にそう聞こえちゃうんですよね。あまりに不謹慎……嫌いじゃないけど、笑うべき場所じゃないところで笑っちゃうのは少しの罪悪感があります)


ヒトラー自身も既に諦め、部下たちは既にこの後のことを考えて裏切ったり内通したり、はたまた命を賭して帝国に殉じたり。ともかく人の命が軽く、どうしようもない閉塞感が残り続けます。


今のところにはなりますが、1番印象に残ってるシーンが、ヒトラーが国民のことを見捨てると言うシーン。仮にも国のトップの人間が、本来守らなくてはならないはずの国民を捨て駒にしないと生き残れないなんてのはおかしいことで、だからこそそうなってしまった国っていうのは遅かれ早かれ無くなるんですよね。ゲッペルスが組織していたという市民兵も本質的には同じで、そうせざるを得なかった所まで追い込まれていたのか……と改めて確認させられる気分です。


そう、この映画、普通に見てても面白いんです。ただの硬苦しい戦争映画ではなくって、そこに色を付け動きを付け、ドイツ帝国が堕ちていく様を見せてくれるんですよね。そこら辺に詳しくない僕からすると、とても先が知りたい、かつそこに至るまでの道のりなんかも知りたくなるんですけど、それが事細かに描かれているんですよね。だからこそ暗くて、救いがなくて、絶望しかない。興味があるなら1度、しっかりと時間を取った上で見ることをおすすめしたい。

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