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43日目:現代で悪役令嬢する難しさの話

更新。推しを1人挙げるとするなら蛍ちゃんです、初期組なのもひとつの要因なんですが、何故か惹かれる魅力がある……

こんばんは。昨日言ってた「現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変」という小説、一応現段階の更新までは読み終わりましてよ……


内容は主に僕が産まれる前〜ちょうど産まれたあたりの時期なんだけど、当然のように学校で習わない範囲であり(やるとしてもサブプライム辺りしかさらわない気がする)、またやっぱりその当時のことを知らない身からすると分からない元ネタも多数あったりしましたけど、それでも楽しめました。というか滅茶苦茶勉強になる……!


その頃の政治史、経済史、国際情勢(微妙に違う部分もあるだろうけど)などは特に近代史が好きではなかった僕からするとほぼ詳しく知らない知識であって、そこの大雑把な理解を得ることができるって言うだけでも大満足ですよ。


さらに少しオカルトな知識であったり、思想的な蘊蓄であったり(神戸教授回は歴史関係なくためになる)を多く散りばめていて、これは教養が高くないと出来ない芸当だと思います。読んでる途中に貼ってあったURLは全ては追えてないんですけど、1部作者のTogetterまとめとかは覗かせていただいていて、そこからも下調べの多さ、集められる資料の豊富さにそこから導き出す結論とかはまぁ素人じゃ出来ないですよね。


ちょっと話は逸れましたけど、本題というか作品自体の感想を、これって詰まるところifの作品であって、元がある分楽でもありキツくもあるんですよね。元ネタがある創作って言うのは舞台を考えなくていいぶん楽ではあるんですけど、今回の舞台って言うのは当然現実日本よりかはマシな道を歩んだ(かもしれない)世界で、それゆえ元となる設定からとても練られてるものなのだろうなぁとかも思ってます。どこまで改変してボロが出ないかって区切りが1番面倒だと思うんですけど、それはどうなんですかね?


舞台は丁度30年〜10年前程度、舞台は華族が生き残った世界線。特権階級が排斥されなかった世界において、利権や政治がどのように変化していくかを眺めるってのも楽しみ方の一つなのかもなぁとふと思いましたね。その当時を知る人なら、より面白いんじゃないんですかね……逆に知らないなら、僕みたいに教科書代わりのようにして覚えるっていうのも良い選択なのかもしれないですね。戦後日本史教育、少なくとも僕はほとんど内容覚えてなかったので……(理系なのでその辺しか歴史習わなかった)(けど覚えてない時点でお察し)


でも、実際にこれから政治を見ていくにあたって、ここ数十年の政治を知ることって結構大事ですねって最近思います。ちょうど選挙権も得ましたし、これからはもうちょっとでも政治のことを知りたいなぁなんて思わせてくれる作品でもありました。物語としても当然面白いので、大雑把に歴史を知りたい人、昔の政治を知っていてそこから色々と考える人、どんな楽しみ方でも自由自在ですよ。

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