181日目:何かが終わった日の話
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全てが終わったあとにも終わらないものってあるんですよね。部活からサークルへ、しっかりと翼を広げていけることを願っています……
こんばんは。今日は、ひとつやり残したことを終わらせてきました。米津玄師のlemon風に言うなら、「忘れたものを取りに帰るように、古びた思い出の埃を払」って来ました。ガチで今日行く前にこういう気分すぎて頭の中こればっかり流れてましたね……
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わかりやすく言えば、去年出来なかった演奏会の再演……ならぬ別のチャンスですけど、とにかく1年越しに演奏会をすることができました。
コロナ禍において、歌なんて真っ先に叩かれる対象になりましたし、合唱だってその例に漏れませんでした。本来3月にやるはずだった定期演奏会は中止。卒業式も、部活の追いコンもないままに高校生活が終わり、そのまま大学生になってしまいました。
それでも、チャンスはまだ残っていたんですね……1年ぶりに、自分たちの代ではなくても、1年前のメンバー+新入生という布陣で、曲を歌うことができた。それだけでもぼかぁもう満足ですよ。実際歌った時にはそんな気分でした。
そもそも卒業式だってなかった上に、大学生活だってろくなもんじゃなかった訳で、大学生であるっていう自覚だってバイトの時くらいにしか持てませんでした。そんな中で、改めて曲を演奏することによって、何かひとつの区切りとなったんじゃないかなぁなんて思っていました。なにか実感が湧くわけでもなく、でもほんの少し寂しさがあるような……そんな感情を持っていました。
でも、今この文章を書き始めてから、どうにも泣きそうなんですよね……。改めて、1年越しの精算を済ませてしまうこと、ここで1度終わるということがとても悲しくて、辛くて、それでも覚悟しなくてはいけないことで……。文章として改めて確認したことによって、その実感ってやつが今更湧いてきたんですかね。胸と目の奥がどうにも辛いです……
泣くといえばですけど、最近情緒がどうにもおかしいのか、よく感動するし泣くんですよね。元々涙脆かった反動で全然泣けなくなっていたんですが、何が原因かは分からないけど(もしかするとステラナイツのせいかも)、急に涙がこぼれそうになったりするようになりまして。そのせいか、はたまたそのおかげか、今回の発表会でも歌ってる最中に何回も泣き出しそうになってしまいましたね……不意に、今まではなんともなかったところで、涙が出そうになってしまったりする。耐えられる程度のものではあるんですが、だからこそ大事に扱いたくて。2回くらいはそのまま涙がポロポロと流れでちゃいましたね。
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どうにもこうにも、まだ感情の整理がつかないみたいですね。ただ一つだけ言いたいことは、「今でもあなたは私の光」ということがしっかりと確認出来て良かった、ということです。あの日の悲しみや苦しみさえ、しっかりと歌える環境さえあれば苦ではなかった、みたいな。正直に言って、今回の演奏会の個人的テーマソングでしたね。歌っちゃいないけど……




