134日目:『麒麟がくる』が無茶苦茶面白い大河だぞって話
更新。大河、今日見たのが40.41話で松永討死回と天皇との対話回だったんですけど、ここからあと何があるんですか……?既に本能寺まっしぐらなのでは……?となっています。よく見るとまだあと5年近くあってびっくりしてました……
こんばんは。今日もまた暇な一日でしたが、昨日言っていた「大河を見る」は達成出来ました……!今日2回、明日2回と見ることで日曜には最新話かつ最終話に追いつけるという算段ですね。
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しかしあの大河、やっぱり今まで見ていたのとは全く違うものですよね……?僕がちゃんと見たことあるやつと言えば「軍師官兵衛」から始まって「八重の桜」、「おんな城主直虎」あたりが確かそうですね。ところどころ見ていないのは受験だったり、単純に興味がなかったりな気がします(特にオリンピック)
何が違うかって、まず殺陣が少ない。人と人が会話するシーンが無茶苦茶多くて、なおかつ濃い。大物がその圧だったり実力を見せることもあれば、その滅亡は意外にもあっさりと済ましたりするんですね。
今作の主人公である明智十兵衛(光秀)が「麒麟」なる平和を呼ぶ生き物を追い求めていくのが今作のメインテーマだったんですが、どうにも最近はそこに焦点が置けてないんですよね。それは当然といえばそうで、何故かと言えば信長包囲網真っ最中だからです。周りは敵だらけ、当然平和の象徴たる「麒麟」なんか来るわけが無い。だからこそ、今十兵衛は戦を終わらせたいんですね。でも、それが出来ない状況にある。
さらに、主君である信長にはなかなか幼稚な部分があって、そのモチベの由来が「人に褒められること」なんですよね……。そこで、褒められたいが故に何でもする。戦をすると褒められるのならば「戦は嫌いではない」と言う。それで褒められなかったならば、褒められるように行動を変えるのではなく、次に褒めてくれる人を探す。見ていたら(染谷さんの怪演もあって)わかるんですけど、あの信長は確かに「ヤバい」んですよね。どこかで誰かが討ち果たさなくてはならない怪物にまで大きくなってしまった。そして、その「誰か」は……
最近は既にそのフェーズに入ってきていて、今の十兵衛って信長に唯一直言できる存在になりつつあるので(ほかの家臣は既に怖がって何も言えなくなっている)、「信長をどうにかできないのか」と言う相談は十兵衛のところに集まるんですよね。もうそれを見ているのがつらくてつらくて……
無茶苦茶面白いドラマであることは間違いないです。最終話は今週の日曜、今から見たら絶対間に合わないものの、いつか機会があれば見て欲しいドラマになったんじゃないかなと思っています。
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ちなみになんですけど、この大河(に限るのかは分からないけど)、Twitterの実況を見ておいた方が楽しめるパートがなかなか多くてですね。特に宮中作法なんかは、タグに専門家っぽい人がいるのでそこら辺を参照しながら大河を見るって言うのがなかなかためになっていいんですよね……ストーリーもより入ってきやすくなりますし。なかなかオススメですよ。
実はTogetterにまとまっていたりするので、以前の録画を見る際に一緒に覗いてみると良いかもしれないです……(僕は今日そうやった)




