101日目 : なぜ今まで一度もFFをやったことがない男がFFの二次創作小説を読み続けているのかという話、続き
更新。FFS、語り尽くせないのもまた魅力ですね……何について語っていても話の種が尽きることがあまり無いので……例えば人間の愚かさとか……
こんばんは。今日は昨日の続きで、またFFSという小説について話していきたいと思います。
─────────────────────
ということで早速、追加で述べたかった理由について書き連ねていきたいと思います。
⑤登場キャラクターの奇異さ
はい、この小説、主人公から始まり登場するキャラクターたちの個性が強いことが多いんですね。前話に「ナレーターさん」なる存在のことについて言及したんですが、彼……または彼女も登場人物と言えるでしょう。本当は地の文なんですけど、あまりにも自我があるような喋り方をするため読者からの愛称(?)として名付けられたのがナレーターさんです。確かにゲーム実況小説なので、RTA動画における解説役みたいな立場なのかもしれないんですが、全ては謎に包まれています……なんならプレイヤーさんに関してもたまに言及がある以上、ナレーターさんは実際にプレイしているわけではなさそうです。たまにゲーム内の数値ぶっこ抜いて来ますし……どんな存在なんでしょうね……
何故かナレーターさんに関して無茶苦茶語っちゃいましたけど、その他にも主人公の序盤と現在とのキャラの変わりようだったり、どんどん増えていく仲間の中にもこれ、といった特徴があったり(暁の戦士、王族、チョコ好きetc.....)、敵キャラの中にも(悪い方向に)個性豊かな奴らが沢山います。それこそ原作キャラ(FFシリーズで出てきたキャラクターたちの総称)に属性がプラスされてお出しされることも昔はよくありました……昨日言ってたヤツとか……(ちなみに最近は諸悪の根源の座を張ってます)
⑥度重なる現実との(一方的な)コラボ案件
ここまではFFSのやばさみたいな部分を掘り下げていたんですが、これに関してはもう作者エレム氏の強運としか言えないと思うんですよね。この小説は、エレム氏が1日1話書いた後にbot管理人である珪素氏の手にわたり、その後にbotで1日1話放送されるという形式で成り立っているのですが、物語を書いてからbotに掲載されるまでに約2ヶ月の空白があるんですね。なのでFFSのクリスマスは3月前半に来ます。
そのタイミングで、何故か現実との類似点が多く出てくるという事案が結構な頻度で発生するんですね。それがもう恐ろしくて……ちなみに単純に氏が時事ネタを拾ってそれを元に書いたということもありまして、最近だと「鬼滅の刃無限列車編」に影響されてか列車人間がエネミーとして出てきました。ただこれに関しては前例があったんでまだ致命傷回避案件だったんですけど……(前例があるのが恐ろしい)
⑦作者自身での小説以外の創作
これはFFSというコンテンツを楽しむにあたってとてもプラスになることなんですが、作者エレム氏はただ単に小説を書くのみならず、自作の絵を描き、ゲーム音楽をイメージした曲まで投稿しています。ニコニコで調べるとわかるんですが、今までに200作近くの動画をあげています。しかもほぼ新作。さらに、最近は絵がとても上手くなってきているので、エレム氏の才能に震えます……小説書けて絵も描けて、なんなら曲まで作れるなんて凄いですよね……超人……
⑧ちゃんと伏線がある
これいちばん重要。今までの話を聞いてFFSのことを「なんかギャグ要素で笑える小説なのかな……?」と思った方もいるかもしれないですが、それはFFSの全てではありません。実は、FFSってちゃんと伏線回収が行われる小説としても有名なんです。
具体的な例はあげるとネタバレっぽくなりそうで嫌なんですけど(今までのは多分読まないと分からないレベルのものだと思っている)、超序盤に出てきた敵キャラが後に章ボスにまでなって出てくるという大出世をしたことがあります。あれですね、ワンピースでMr.3が浮いていた時に出てきた「すごい浮く木片」が魚人島編の時に再回収されていたような感動があります。ただ与太なだけじゃなくて、メインストーリーとしてはちゃんと筋が通っているというのもFFSの魅力だと思っています。
─────────────────────
はい。追加で4つ理由が出てくるくらいには足りてませんでしたね……でも多分これで概ねは語り終えられたんじゃないでしょうか?そもそも要素がとても多い小説なので、どうしても語り残しが出てしまうものではあるんですね。
とにかく、興味が湧いたら先ずTogetterで読んでみる!正月だし暇な人は暇でしょうし、今がチャンスですよ!




