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セーブデータ0:プロローグ

Jackさんと申します。

ファンタジーな小説を書いていきます。

「アレンー起きなさいーってあら。」

「おはよう母さん」

「あらあら早起きね、しかも旅の準備はもう済んでるのね。」


俺の名前はアレン。今日から勇者として世界を脅かす魔王討伐の旅に出るのだ。

このヒタキの地を旅立つのは少し寂しいがこれも勇者の定め。どうってことない


「にしても珍しいわね、あんたが早起きなんて。」

「俺だって流石に今日ぐらいは早起きするさ。」

「でも城での出発の式典はまだ結構あるでしょう?なら、“あの子達”に挨拶して行ったら?」

「…………」

「………?」


俺はベッド近くの窓を開け笑顔で振り向き、こう行った


「そんじゃ!行ってきます!」

バッ

「あっ!逃げた!」

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