しうんてん
そうたは、つくりおわって、えんぴつのかすと、水はっしゃきもつくったので、お母さんに言って、そとにしうんてんしに行った。
あの4人もいっしょに。
「ねぇその車どうやってうごいてるの?」とそうたがくくにきいた。
くくの車は、こげている。
「お父さん高校の先生だから、でんきじどう車のモーターのつくり方をおしえてもらった」とくく。
「でも、大人につくってもらうのはなしだよ」
「おしえてもらっただけ」と言った。
「この中で一ばんおそいのは、そうただよ」とみのる。
「まだ、本気を出していないだけさ」とそうた。
まえにもうしろにも、ドライバーをつけたのだ。そしてうしろにつけているまえもつけた。
グルルルル。
二ばいのスピードが出た。
この中で1ばんおそいのは・・・
やっぱりそうただ。
「やっぱりおそいじゃん」とみのる。
プーーーー
クラクションがなった。
いそいでみんなはよけた。
そこへ白バイがやってきて、
「車のジャマになるから・・・きみたち5人は、もっといいコースではしってみないかい」とけいさつ。
そしてケータイをとって、
「もしもし。あぁ。あの5人がきているんだ」
「え?あの5人が」
「そうだ。コースをかしてやりたいんだが・・・」
「コースって?」
「こどもレースがあるだろ。あのしうんてんに・・・」
「わたし、コースしってます。5人をしょにつれてきて」
そしてけいさつについていくと・・・
けいさつしょについた。
すると女の人が、
「これから、人のじゃまにならないコースにつれていってあげるからついてきて」と言われた。
そしてついた。
そこで、いいと言われたから、とばした。
だがだれにもおいつけなかった。
「こんどがんばればいいから」とくくが言ってくれた。
とうじつのぜんじつ。
ぐっすりねむれた。