かんがえ
第二章
レーサーズ~なつやすみ~
「大さかスタジオからきんきゅうほうそうです。あのたんけんしてゆうめいになった五人が、子どもレーサーになって、子ども大レースをひらくと言い出しました」とテレビ。
「よし。うまくいったね」とわらいながらそうたが言った。
「これでじんせいのたのしみが1つふえたね」とくく。
まえはビビッてたのにこうゆう時にかぎって、はりきる。
そのレースのルールは8つ。
1.こどもでつくる。(大人の手つだいはなし)
2.子どもがのる。
3.一人のりで1人1車。
4.じぶんのおこずかい+100万円でつくる。
5.エンジンはいる(うごけばなんでもOK)。
6.たいあたりははんそく。
7.車のこうぞうはしていい上だったら、なんでもあり。
8、レース中はたいあたりいがいなんでもあり。
とゆうことであった。
この4日前にテレビきょくのがくやで
「おとなってすぐにどこでも行けて、いいよなぁ」とそうた。
「車があるからだよ」と「しってたよ」みたいな目でくるが言った。
「つくろうよ」とくく。
「でもほかの子どもは」とみのる。
「みんなでつくったらどう」としず。
「どうせつくるだけならおもしろくない。もうみんなでたたかおう」とそうた。
「レーサーになってレースするってこと」とくる。
「それいいよ」とくく。
「じゃあテレビきょくの人に言って」みのる。
「うつしてもらうってことだね」としず。
そうた、くる、くく、みのる、しずとゆうかんじではなしがつづいていた。