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神奈川県横浜市マンハッタン在住(?)

作者: 高木直貴

 ペペロンチーノを買いにコンビニに行った帰りがけに、立体駐車場でタップダンスの練習をしているサラリーマン風の男性を見かけた。そんな映画のワンシーンみたいな光景を現代の日本で見ることになるとは思ってもいなかった僕は思わず「マンハッタンかよ!」と叫びそうになった。ハリウッド映画なら彼はこのあと大物プロデューサーに見初められ見事アメリカンドリームを掴むんだろうが、残念ながらここはブロードウェイではなく横浜である。最近益々太って体型がアメリカンになってきた僕が住んではいるが、ここは間違いなく横浜市なのだ。彼には悪いが夢は諦めてもらうしかない。

 しかしよくよく思い返してみるとこれ限らず僕の周りでは「マンハッタンかよ!」と言いたくなることが過去2度ほど起こっている。やはり腐っても横浜、こんな僕にも異国情緒に溢れたハプニングを僕達に届けてくれるらしい。これなら書くネタに困ることはない、なんと素敵な街なんだろう。

 まず第一のマンハッタンかよ案件は家の近所のコンビニで起こった悲劇である。ある夜僕がそのコンビニでカップヌードルを買うと店員さんが割り箸ではなくフォークをつけてくれた。僕は一瞬店員のいやがらせなのかと思ったが、決めつけるのは良くない。僕の顔、もしくは体型がよほどアメリカンに見えたから店員さんが善意でそうしてくれたのか、あるいはあの時だけ僕の住んでいる場所が本当にマンハッタンになっていたという可能性も捨てきれないからだ。まあそれからあの店員さんを見ていないのでどちらにせよ真相は闇の中だ。

 次のケースは近所の公園で起こった。なんと深夜の公園で、高校生くらいの男子3人組がフリースタイルのラップバトルを繰り広げていたのである。最早これは「マンハッタンかよ!」どころの騒ぎではない言うなれば「もう完全にマンハッタンじゃん!」である。しかもその公園ではラップバトル以外にも深夜にいかにもやんちゃな若者が集まったりしているので、実はそういったアウトロー達のアジトなんじゃないかと僕は睨んでいる。もしかしたら僕の家の近くに海外からやってきた犯罪シンジケートが潜んでいると思うと僕は夜も眠れない。仕方がないから今日もピザを食べて眠気を待とうと思う。

主食はフライドポテトです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 横浜に嫁に来た頃に比べると外国人を見かけることが多くなったと感じてます。 まあ外国人が増えてるのは横浜だけじゃあないでしょうが、、。 普通にその辺の店でも店員さんが外国人だったりしますから…
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