表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

そろそろ時止めないとタイトル詐欺じゃん?

あー…あつー…暑い…

俺は田中ナントカ(忘れたから略)という名前のニートだったんだ。でもある日俺はゲームのしすぎで死んでしまった…

だが不思議なことに、俺はまだ生きている。

鈴木太郎として。今を生きている。

なんか、ゲームによくある設定じゃないかな?俺はそう思うとすんなり受け入れられた。

ーーーーーーーーーーー

まあそんなことはどうでもいい。今は営業しないと…

あー、17:00までに3件契約しないと!減給はいやー!

ここで俺は無意識に時計を確認してみる。


16:52


ハア?この時計壊れてんじゃねーの?鈴木、おいおい、お前時計集めんの好きなんだろ?安物なんか買うなよ!

…おいおい、あと8分しかねえのかよ

もう…終わったな!

どうやら俺は無理なことに直面すると吹っ切れてテンションハイになっちゃうらしい。

アハハ!もうどうでもいいや!バイトでも食っていけるよ!親もいるし!

と思って時計を叩いたら…


周りの人々が一斉に動きを止めた。

車も。虫も。猫も。テレビも。

まるで時が止まったかのようだ。

空の色も灰色になっている。

俺はおもむろにもう一度時計を叩いた。

すると全てはまた動き出した。

あああ!これもゲームとかにあるよね!

主人公が時を止められるのか!ありがちだねー!よくある!よくある!

それでラスボスも時を止められるみたいなね!あるよね!オラオラ!

…えっ、俺、時を止められるようになったのか?すげえ!


これ使えば最強だ!


第4話 完

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ