表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
227/520

225 カスタードクリーム

今川焼きと言えば、中身の基本は黒あんと白あんであるが、

リョウが一番好きなものはカスタードクリームである。


ニ○レ○の冷凍食品の今川焼きのカスタードクリームを冷凍庫に

常備していたぐらいである。


ということで、黒あんとカスタードの2種類を作ることにした。


白あんは手間がかかるし、バウールから譲ってもらった今川焼き改め

ヴェストン焼き用の器具が2つで、円形のものと楕円形のものだったので

区別をつけやすいというのもあった。


サ○エさんのマ○オさんはまんじゅうの中身を見分ける能力があるらしいが、

リョウにそんなものはない。


今回は試作でもあるし、2種類あれば充分だろう。


まずは、卵の黄身・牛乳・砂糖・小麦粉をいい具合に調理して

カスタードクリームを作る。


詳しい作り方を知りたい方は、ク○クパ○ドなどで調べてください。


本当ならバニラを加えたいのだが、まだ見つかってない・・・というか

この世界に存在するのかわからない。


ブレンダに聞いてみたが、

「細長い鞘の豆を発酵させた香料?!聞いたことがないのう」

ということだった。


ちなみに作者の友人の娘は、カスタードクリームにバニラエッセンスを

使っているものはダメで、本物のバニラを使っているものでないと食べない。


バニラ豆の黒い粒があるかどうかで見分けているらしいので、

そのうちバニラエッセンスを使っているカスタードクリームに

黒胡椒を混ぜたやつを食べさせてみたらどうなるかやってみる予定である。


黒あんは以前、ドラ焼き用に作ったやつがあった。


そしてヴェストン焼きを作り始めたが、意外と面倒である。


店だと皮の原料と中身を入れたら開かないように握りの部分でロックして、

ガス台の上に設置されたローラーのようなものに乗せてムラなく焼けるように

くるくると回転させながら焼くのであるが、当然そんなものはない。

(注:古いタイプの機械です。『回転焼き』の語源はこれではないかと。

今は、5個とか10個とかを半分ずつ焼いて合体させるのが普通です)


仕方なく、ジュリアと2人で竈の前に立ち、焼き器を両手で回しながら

焼いていく。


このヴェストン焼きが定番になるようであれば、専用の鉄板や銅板を

作ってもらうのもいいかもしれない。

いや、それを作るなら先にタコ焼き用のほうかな・・・?!


などとリョウが考えていると・・・


「わちゃっ!あががががが・・・・」

とブレンダの叫び声がした。


焼きたてのヴェストン焼きをつまみ食いした結果である。


「あ!やっちゃいましたね」

笑いながら言うリョウ。


焼きたてのカスタードクリームは熱いのは当然だが粘着性が高く、

不用意にかぶりつくと歯茎にくっついて火傷してしまう。

リョウも以前、それをやってしまって、注意するようにしていた。


「ほらっ!あ~んして」

「あがが~」


口を開けたブレンダにヒールをするリョウ。


「ふ~、ありがとうなのじゃ。・・・あっ!」

リョウに礼を言った後、あわてて頭を両手でガードするブレンダ。


「何やってるんです?」

とリョウ。


「い、いや、つまみ食いの罰にデコピンやチョップがくるかと・・・」


「ああ、罰のことなら、明日のおやつ抜きということで」


「え~~!!それはないのじゃ~」


ブレンダは後ろからリョウに抱きついて揺さぶる。

「おやつ抜きはダメなのじゃ~、デコピンかチョップにしてくれ~」

リョウの腰から背中にかけて、ブレンダの巨乳があたっている。


リョウとしては、ブレンダはもう痛い目に会っているので特に罰を

与えるつもりはなかった。

ただ、ちょっといじわるを言っただけである。


しかし許すのは、あと10秒ぐらいこのプニンプニンの感触を楽しんでからと

思うダメ人間のリョウであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ