表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
222/520

番外01 アナザーストーリー

another story


----------------------------------------------------------------------


力ずくでもブレンダを魔国に戻すというバルディガル。

そして、それを阻止しようとするリョウ。


2人の強者が対峙する。


「リョウ、無理じゃ!真竜に敵うわけがない!!」

少し離れたところからブレンダが叫ぶ。

「バルじい!!帰る!帰って王女としての務めを果たすのでやめてくれ!」


ブレンダの叫び声を聞いて、バルディガルの動きが止まる。

それを見てリョウは、バルディガルに背を向け、ブレンダの方に歩いてくる。


リョウはブレンダのもとまで来ると軽く指を曲げた右手を上げ、


ちょんっ


と、ただおでこに触るだけのデコピンをする。


「わっ!!」


当然、痛くもなんともないのだが、前にやられたデコピンの痛さを

思い出し、額を両手でおさえ、オーバーアクションするブレンダ。


クスッ


その様子に軽く噴出してしまうリョウ。

そして軽く腰を曲げ、ブレンダと目線を合わせ言う。


「あなたは今は庶民でしょ。『自分の都合での使い分けは認めない』と

言ったはずですよ」


「リョ、リョウ・・・」


もちろんリョウは、今回は『自分の都合』などではないのはわかっている。

リョウ自身の気持ちの都合である。


「それに、なんとかなるかもしれませんよ」

片目を軽くつむってウインクをしながら、収納バッグから剛斬丸を引き抜く。


「おう!!」

バルディガルもそれを見て驚いたようだ。

「なかなかの業物のようだが、それでわしに勝てるつもりか?!」


「『勝てる』とは言われなかったけど、『ドラゴンとでも戦える』とは

言われましたので・・・」


そのとき、リョウは『戦いたくない』と言ったのだが、こうなっては

否応いやおうなしだ。


「ほう、そのようなことを誰が言ったのじゃ?」


「詳しくは言えませんが、少なくともあなたよりずっと強くて

偉いお方です」


「何?!!!」


「というわけで、行きますよ!!」


「かかってこい!小僧!!」


--------------------------------------------------------------------


という感じの燃える展開になるはずだったのに、なんで本編、

ああなったんだろ?


やっぱり俺、才能ないわ_l ̄l○

ということで、自信を取り戻すために更新を少しお休みします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ