プロローグ2
玄関を出て学校までの道を歩いていると幼馴染み達が待っていた。
「よう!おはよう。」と和也が言いながら近くに寄ってきて大地のとなりを歩き出した。
続いて、残り2人も
「「おはよう。」」
しばらく歩きながら話していると。
「そういえば期末テストの勉強した。」
麗華が、すこし元気がなさそうに3人に聞いて来た。
桃香「私は、すこしずつ勉強してきたから多分大丈夫だと思うよ。」
和也「俺は、あまりやってないかも。」
大地「僕は、ぼちぼちいつもどおりかな。」
麗華「そうか。和也と桃香はいつも上位に入っているから良いとして。大地も大丈夫なのかーあ。」
とため息混じりで大地の方を見ていた。
大地「なんか失礼じゃないか!」
麗華「だってしょうがないじゃない!大地.和也.桃香3人とも幼馴染みなのに私を置いて行くなんて酷と思わないの。」
桃香「もうそんなこと言ってないで、私たちが教えてあげるからがんはろうよ。」
大地.和也「「私たち⁈」」
麗華「あ!今めんどくさいって思ったでしょう!」
和也「そ、そんなこと思ってるわけないじゃないか。な、なあ大地!」
和也は、焦りながら大地に話しを振ってくる。
大地「あ、ああもちろん教えるつもりだったさ!」
そんなふうに話しているとすぐに学校の校門にたどり着いた。それから、ホームルームまで時間が30分あったので4人でしゃべっていた。
4人で話していると。突然
桃香「そういえば、昨日お菓子つくたんだけどみんな食べて感想聞かせて。」
桃香から作ってきたお菓子をもらい口に運ぶ。
麗華「甘くて美味しいよ桃香。」
和也「美味しいことは美味しいけど、俺はもう少し甘さを抑えたほうがいいな。」
桃香が、感想を聞くために大地に近ずいてきた。正直近寄り過ぎと思っていたけどと考えていると、後ろから刺すような視線を感じ見てみるとクラスの男子生徒が怖い目付きで大地を睨んでいた。
桃香「どうだった。どうだった。」
と身を乗り出して聞いてきた。正直これはこれで、怖いと思った。
大地「あ、ああ美味しかった。」
返事を返すとぱあっとまぶしい笑顔で喜んでいた。
和也「大地も大変だなぁ。」
麗華「まったくそうよねー。」
そんなこと言っているとチャイムがなり、先生が入ってきた。年は、25くらいの顔がかわいい系の先生である。名前は、椎名さゆりおっとりした性格で生徒の話しを良く聞いてくれるのでかなり人気だ。
必要事項を、話していると教室が光出しているのに皆がきずいた。
「なんだ⁉️」と誰かが叫んだ。
次の瞬間皆が光に包また。大地は、気がついてみるとそこはあたりが草原だった。