プライスレスの罠
杉花粉が落ち着いても、檜はまだまだ健在……何故か檜の方が症状がえげつないのです。
風邪をひいてからこっち、ずっとお腹の調子が悪い遠部でございます。これ……風邪の後遺症じゃなくて花粉症のせいなのでは……そんな疑惑に日々しょんぼりしているのですが、聞くところによると、猫を撫でると、猫と人双方にセロトニンやオキシトシンやらがめっちゃ分泌されるそうじゃないですか。
……これは使える予感……!
セロトニンやオキシトシンは脳神経伝達物質の一種です。オキシトシンは「愛情ホルモン」、セロトニンは「幸せホルモン」なんて呼ばれていて、猫を撫でると(或いは猫が人に撫でられると)これらの物質が脳からジョバッと放出され、心ハレバレ身体健やか、となるわけです。特にこのオキシトシンは、10%ほどが脳内で活動し、残りの90%は腸間に存在すると言われているそうで……つまり、「猫を撫でる → セロトニン大放出 → 猫様と私、幸せに包まれる → 私のお腹も治る」のでは……ということですよ!
ということで、早速我が家のビジン(仮名・とても美しい)とカワユイ(仮名・とても可愛い)に協力していただきましょう。
まず、お二方が私を信頼してくれていることが前提ですが、この条件は……クリア! お二方で私を取り合うくらいには信頼されているので……ウフフフフ。
次は、ビジンとカワユイがリラックスしている状態であること……クリア! 今日はAma○onさんから玄関チャイムを鳴らされたりする予定もありませんし、この時間なら流石に不意な営業の方や宗教勧誘の方もやってこないでしょう。
次は……お腹が減っていたら、折角のリラックス効果が半減してしまうかもしれません。滅多にあげないおやつを二口程お出しして……お腹ふさぎ、クリア!
何も知らずいそいそと私の隣でリラックスし始めるお二方。猫様の気持ちのいいツボを的確に捉え、喉をゴロゴロ言わせたら私の勝ちですよ! あれ、いつの間にか勝負になってる⁉ ま、いいか。ゴロゴロが止まったら試合終了です。
それではいざ、至福の撫でまくりタイムに突☆入!
………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………終わんないなこれ……。
開始後ひと撫ででゴロゴロと喉を鳴らし始めたお二方。開始三十分を経過しても、ゴロゴロは止まらない……っていうか、手を止めると睨まれる……ひぃ、どうしよう、止め時がわからない……そうでした、実はお二方とも延々撫でることが出来る猫なのですよ……!
と、いうことで、実際は一時間弱お二方を撫で続けることになりました。猫は15分以上撫でられると苛々しだす、みたいな話を聞くこともありますが、少なくとも我が家の猫様には当てはまらずです。
そして私は今、幸せいっぱいです。猫様への愛情も呼吸の度に漏れ出しそうな程です。気になるお腹調子は……変化なしです。ただ、よく考えたら、今迄も相当猫様を撫でてるわけですから、セロトニン効果で治るなら、とっくに治ってる筈なのです。というか、我ながら何故そのことに気付かなかったのでしょう??
検証結果:猫との愛情は深まる。が、言うほど体調には影響しない。




