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誰か、良い方法を教えて。

 うちの猫がご飯を食べてくれない……そんなお悩みをお持ちの猫の下僕の皆様、こんにちは。同じ悩みを持つ遠部でございます。


 私の(あるじ)の御一方「ビジン(仮名)」は食が細く、かつ、お食事にうるさいタイプです。因みにもう御一方の主「カワユイ(仮名)」はどんなご飯も喜んでくれます。お腹が弱いので、あまりいつもと違うものをお出しできませんが……。


 ビジンはドライタイプ(通称カリカリ)のご飯より、ウエットなタイプ(通称しっとり)がお好みなのです。が、やはり体質の都合上ある程度は決まったご飯、ドライタイプをメインにお出ししております。でも、あんまり好みじゃないのか、いまいち食いつきが悪いのです……困っちゃう……。

 そんな訳で、私が編み出した数々の技をここで披露させていただこうかと思い立ちました。


 まずは其の一! 「運動してもらう」

 ビジンが好きなひも状のおもちゃ(というか、本当にただの紐)で、いつも以上に激しくじゃらします。運動してお腹を空かせて貰おう作戦です。すると、ノリノリで運動してくれ……るのは、始めの一分だけ。カワユイが参戦してくると、なぜか運動を止めてしまう……結果、カワユイがいつも以上にお腹を空かせる結果に……。


 其の二! 「一粒ずつポロリ」

 お皿に出したカリカリを横目にして、溜息を吐くビジン。溜息は食べる気がないという合図です。そこで床にキッチンペーパーを敷き、そこに一粒ずつポロリと零すとあら不思議。何故かそれは食べてくれるのです。これで10粒は食べてくれます。まあ、やっぱりそれ以上は食べてくれないのですが……よし、次!


 其の三! 「カワユイのカリカリを一粒ポロン」

 いつものカリカリを入れたお皿に、カワユイの食べているカリカリを一粒だけ混ぜ込みます。すると、その一粒とその周りのカリカリをちょっとだけ食べてくれます。しかし、そこでお食事をストップ。さあ、次!


 其の四! 「只管励ます」

 「ビジン様、素敵!」「食べている姿が美しい! そこに痺れる、憧れるぅ!」と、掛け声をかけます。はじめは白けた眼差しを向けてきますが、その内に「……まあ、そこまで言うなら」と、しぶしぶお食事を始めます。問題は、掛け声をかけ続けるタイミングを見誤ると「騒がしい」みたいに冷めた顔をして、去って行ってしまうのです……。


 結論

 食べてくれない時には何をしても駄目。


 ……デスヨネ……。

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