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あの子ひとすじ……の、はず

 つい数日前の事なのですが、スーパーの特設コーナーで干し芋を見掛けました。さつま芋好きなのでちょっと食べたくなって覗いてみたら、今って、干し芋も結構お高いのですね。

 ……っていうか、今の干し芋って、昔と様相が違う……?


 私の食べたことのある干し芋って、平たくスライスされていて、白い粉を吹いていて、きっちり乾燥した歯ごたえのあるタイプなのですが、「一番人気!」とポップの書かれた商品を見て見ると、皮を剥いた丸干しで、粉なんか吹いておらず、半生で柔らかそうなのです。

 これって、さつま芋の品種や乾燥の技術の違いによるものだと思うのですが、やっぱり昔に比べて美味しくなっているという事ですよね? びっくりするお値段なのも納得のお味に違いいありません。

 でも、私が求めている干し芋は昔ながらの硬いタイプなのです! 顎が痛くなるくらい噛み締めたいのですよ! なので、結局、手に取った柔らかタイプの干し芋はそっと棚に戻しました。


 多分、あの柔らか干し芋はかなり美味しいのでしょう。けど、あの値段といい風格といい、「気軽なオヤツ」とは思えません。干し芋には、もっと身近な存在であって欲しい。手の届かぬ麗しの姫君ではなく、あくまでも可愛い幼馴染の仲良しのあの子であって欲しいのです。




 ……はい。今、私の手には柔らかタイプの干し芋があります。

 いえ、幼馴染のあの子は一番愛してますよ? けどやはり、一度くらいはお姫様ともお話してみたいじゃないですか!

 そんな訳で、本日のデザートに試してみようと思います。

 大丈夫、多分これは浮気じゃない!

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