純毛100%のぬくもり
髪を切りに行きました。
頭が軽く感じます。そして……寒い! 思ったよりも髪の毛って、防寒の役に立っているのですね。お正月前に身形がこざっぱりして満足度100%、寒さでテンションダウン120%です。
動物によって生えている毛の手触りは随分と違いますが、寒い季節がある土地に生きる人間以外の哺乳類は、大抵ふわふわな毛を隠し持ってます。一見ごわごわだったりすべすべだったり、あまり防寒の役に立たなそうなトップコートと呼ばれる毛の奥に、アンダーコートと呼ばれる保温性の優れた毛が生えているのです。もし犬も猫と触れ合う機会があるのなら、大抵の子はアンダーコートを持っているので、嫌がられない程度に確かめてみてくださいね。ふわふわで気持ち良いですよ。勿論、シングルコートだけの子も沢山居ますから、それはそれで、それぞれの素敵な手触りを楽しんでください。
さて、そんな素敵な毛事情ですが、こうなると人間は何故アンダーコートが無いのかが俄然不思議に思えてきます。寒冷地に住む殆どの哺乳類にはアンダーコートがあるのです。そして人間は、北極圏にまで生息域を広げています。なら、ほかほかの毛が生えないのっておかしくないですか⁉ って言うか、体表に対して毛の量が少ないと思うのですよ。だから取り残された毛が「ムダ毛」とか呼ばれちゃって、肩身の狭い思いをするんですよ!
多分、元々が温かい土地出身だからとか、衣類を手に入れたことで毛を生やす必要が無かったということなんだろうなーとは思うのですけど、なんか……悔しいというか……私もふわふわが欲しかったっていうか。
私の数少ない長所に「丈夫で質の良い毛」というのがあるのです。ふふっ、実は毛髪だけは、これまで数々の美容師さんに褒められてきました。なので、もしもアンダーコートが生えるようになれば、多分滅茶苦茶暖かいのが生えて来る筈! いざとなったら売れるくらいの質と量の毛がね!
などど、美容院からの帰り道に考えてみました。もう、こんなことでも考えていないと、寒くてやってられないのですよ……。




