魔女と呼ばれた少女達3
新キャラスト
ここは隠された書館。巨大な本棚には様々な本がびっしりと詰まっていて、たった1つの本の紙を捲る音しか聞こえない静かな場所だ。
本を読むのはこの秘密の書館の主である少女。近くの机には他にも読んでいたであろう本が大量に置かれてある。
少女はただただずっと本を読んでいた。
「………………」
「……………?」
「……………!」
「………………」
途中で考えるそぶりをしたり興味深そうにしながら少女はその本を読んでいた。
「……………ん」
暫くして読み終わったのか本から手を離し、大きく背伸びをすると小さく呟く。
「やっぱり彼が犯人ね。予想した通りだった。ただ分かりやすかったけど展開はかなり面白かった。」
どうやら読んでいたで本はミステリー小説だった様だ。
しかし周りの本を見ると魔導書や魔法についてなどの理論書、そして自らが書いたと思われるノートがあった。もしかしたら息抜きだったのかもしれない。
「うん、続けよう。けれどこれ、どうしても変な風になる。新しい魔法の共通の問題ね」
どうやら新しい魔法を創ろうとしているようだ。
しかし凡そ見たこと無い術式と理論だ。
少なくとも人には高度すぎて理解出来ないもので、魔女である彼女だからこそ理解し、扱うことができる様な物だ。
彼女はあらゆるものを凌駕する程の魔法の才を持ち、魔女の中でも随一の魔法に関してのの知識量がある存在である。
魔法とは何か、何を成せるのか、何の為の物か、彼女はその全てを識り凡そほぼ全てのことを魔法として扱えるのだ。
そんな彼女だから作れないというより
「実用的ではないし不恰好。陣がぐちゃぐちゃ。術式も無駄に多すぎる。ただそうやって無駄を減らせば発動できなくなってしまうのが面倒。発動しても効果時間、量ともに最低値。もっと改良させる必要がある。」
やはり魔法自体はできている。
しかし納得はいってない様子。
「………………」
彼女は再び思考のに耽っていった。
「………………」
「………………」
「………………」
「………出来た」
完成したのかそう呟いた。
「これは終わったし何か…
あ、そうだ、他にも気になる小説を手に入れてたんだった。」
彼女はそう云って別の本を手に取った。
「………………」
「………………」
「………………」
そうして読み始め直ぐに没頭していった。
これが彼女、シルアの日常だ。
シアからシルアに変えた




